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2014年9月16日 (火)

見出しに見る「勘違い」(その38)

「慰安婦のおばあさんの血の涙…日本人が翻訳」  2014/8/14 中央日報・日本語版
  ‘国務総理室傘下の対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者等支援委員会(以下,委員会)が昨年2月,日本軍慰安婦被害口述記録集 『聞こえますか?12人の少女の話』を発刊した。口述集製作過程に調査官として参加した在日同胞のイ・ヤンスさん(63)はこの本を日本語に翻訳して日本で出版すると決意した。
  ・・・
  イ氏は「慰安婦被害者のリアルな体験談を知らせて日本社会に真の反省を引き出したい」と委員会側に翻訳の意向を伝えた。日本の市民団体である「戦後補償ネットワーク」の有光健代表(63)と内海愛子早稲田大学客員教授(73)が積極的に翻訳に出た。
   ・・・
  イ氏は「安倍政権の影響で慰安婦おばあさんを『売春婦』と卑下する日本人が日本国内で増えている。『聞こえますか?12人の少女の話』が早く日本で出版され,日本人に歴史の真実を知らせられたらと思う」と話した。’
とのことです。
   人を疑わないことは 一面では美徳ですが,老人の「話」を検証なしに 歴史の真実のように広めることは 誤報を流した朝日新聞と同様に罪です。
   帰化日本人の呉善花さんは 「(自称)元従軍慰安婦たちは,いつの間にか強制連行されたと思い込んでしまった。『親に売られた』 あるいは 『朝鮮人の女衒にだまされた』という現実体験があっても,それを言えば 『日帝を利することになり』,これまで以上に自分が社会から排除されることになる。
そこで 『強制連行されたんでしょう?』 と問われて 『そうだ』 と答えれば,それまで持てなかった世間の人たちと接点が持て,社会に受け入れられるようになった。
悲しいけれど,それに乗ってしまい,『強制連行』,『強制連行』と言っているうちに,そういう流れの犠牲者だったと思うようになってしまったことは疑いようがない。
と韓国人が知っていても語らない実態を語っています。
   韓国人ならいざ知らず,日本人が乗せられてどうします。
   日本と日本人を貶める意図があれば別ですが・・・。

「韓日間の緊張続けば関係回復不能も…首脳会談の早期開催を」  2014/8/15 中央日報・日本語版
   ‘朴振元国会外交通商統一委員長は8月13日,「近いうちに朴槿恵大統領と安倍晋三首相の間で首脳会談が行われるべきだ」と提案した。 ・・・
   朴氏は「韓日間の深刻な緊張関係が続けば,回復不能の損傷となるおそれがある」とし「中国が韓日関係を分ける機会も提供する」と指摘した。続いて「中東の平和のためにエジプトとイスラエルが交渉したのに,アジアの平和のために韓日首脳会談はいくらでも可能だ」と主張した。・・・ ’
となかなかいいことを言っています。無条件での会談を提案すると思っていたらー
   ‘朴氏は日本に対し,「真の反省と周辺国の被害者に対する公式的な謝罪が行われるべき」とし,「ドイツがナチの集団収容所をホロコースト博物館にしたように,日本も過去の歴史から教訓を得ることが正常国家になる近道」と強調した。’ときました。
   思い通りの対応が期待できないことが分っているのに,いつまでも言い掛かりを続けると,それこそ関係回復不能となり,そうなれば 困るのは自国であることが分っているのでしょうか。

「国連人権高等弁務官 日本に 『慰安婦問題の徹底調査を』」  2014/9/1 聯合ニュース・日本語版
    国連のピレイ人権高等弁務官が 任期満了に伴う退任にあたって,8月31日,聯合ニュースの書面インタビューに応じて語ったとする報道です。出だしが ‘日本政府に対し,直ちに旧日本軍慰安婦問題を徹底調査し責任者を処罰するよう強く求めた。’とかなり 強気です。処罰するには,当時 存在した何の法に違反した行為があったかを明確にする必要があります。遡及処罰は困ります。
   ‘ピレイ氏は8月6日に声明を発表し,慰安婦を「性奴隷」としながら,日本政府の対応に強い遺憾の意を示した。その際に日本政府に求めた「包括的で公平,永続的な解決策」の具体的な内容について問うと,「被害者とその家族が司法の正義を実現できるようにし補償を受けることは非常に重要だ」と答えた。
   日本政府は直ちに慰安婦問題を徹底調査できるよう,効果的で行政的,立法的な措置を取らなければならず,すべての証拠を公開し,調査を通じて明らかになった責任者を必ず処罰する必要があると強調した。また、問題解決へ前進するために,日本が自国民に対し慰安婦問題に関する教育を行うことも非常に重要だと述べた。
   異例の声明を出して日本政府の姿勢を批判したことについては,「慰安婦問題は私個人はもちろん,人権高等弁務官として深い関心事だった。しかし,問題解決に全く進展がない状況で,日本の一部の団体が被害者の女性の真実にまで疑問を呈するのを見て,強いショックを受けた」と説明した。
   慰安婦問題をめぐり,国連人権理事会の普遍的定例検討(UPR)や国連人権委員会など複数の国連関連機関,国連の数多くの人権専門家が具体的に謝罪と補償を勧告済みだと言及した。’
とのことです。
   「慰安婦が『性奴隷』」 や 「被害者の女性の真実」を何の根拠に基づいて語っているのか理解できませんが,これほどまでに 自国を貶められては 日本政府は 「河野談話」を撤回し,更に反論しないわけにはいかないでしょう。
   因みに,彼女の声明の論拠であろう 1996年に出された クマラスワミ報告書における性奴隷の根拠は吉田清治の証言しかなく(敢えて加えるなら 自称元慰安婦の聞き取り調査結果),これは 世界に流布した当事者である朝日新聞によって,先日 否定されました。
   誤りの報告書,勧告を作成し,その経歴に 死んでも消せない汚点を残したラディカ・クマラスワミさんと ナバネセム・ピレイさんは,御自身の調査不足・勉強不足・知識不足・常識不足・判断力不足・鑑識眼不足などが原因とは言え,朝日新聞が手を貸したことは疑いようがなく,朝日新聞の謝罪対象になり得ることは間違いありません。
   それにしても 国連の権威,レベルの危うさを近年 感じるようになりました。

色々な人々がいます。

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