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2014年9月14日 (日)

何故か 「角瓶」

私は 自宅でほとんど酒を飲まないし,家人は飲んでも主に発泡酒です。

Img_7679新聞折り込みのスーパーマーケットのチラシ・セール品に 「サントリー角瓶」があったので,通常の価格を知らないまま,家人が籠に入れました。
ハイボールを飲むつもりでしょうか。

「角瓶」で思い出すのはー
学生時代(40数年前),博多の中州で開催された卒業間近の飲み会(卒論審査終了祝い?)の後,数人で 当時 明治通りの那珂川沿いの角にあった 「城山観光ホテル」のバーに二次会で行きました。

オーダーする時,一人が 声を落として言いました。
「ここには おそらく 『レッド』 は置いてないから,注文は 『角』 にしよう。」
大学のある箱崎周辺のバーなどで飲んでいたのは 主に「レッド」でしたが,恥をかかないように ここはランクを上げて 「角」 を注文しようという,精一杯頑張った適切な注文だと他のメンバー全員が思ったに違いありません。

しかし,しかし,です。
注文を受けたウェイターの返事は冷たいものでした。
「申し訳ございません。サントリーは 『オールド』 しか置いていません。」

ランクの上げ幅が小さかったようでした。ここでは 2ランク 上げる必要がありました。

ウイスキーと言えば,かつて日本人が海外旅行に行けば,帰りに ウィスキーを3本買って帰るというのがスタンダードでした。
私が就職して 海外出張に行くようになった1970年代,日本でのスコッチ・ウイスキーは 国産のウイスキーに比べて極めて高価でした。
戦後 20年続いた 360円/ドルの固定相場が 1971年に 308円/ドルとなり,1973年に変動相場制が採用されたとは言え,まだ200円~300円/ドルの時代でした。
又,単に為替のせいではなく,来日した欧米人が 輸入ウイスキーの値段の高さに驚いていたので関税額も高かったのでしょう。

あまり 酒を飲まず,興味もない私もつい 「オールド・パー」や 「ジョニー・ウォーカー黒」を買って帰ったものでした。
しかし,すぐに,日本に着いたあとの移動時の重さが嫌になって買うのを止めました。
当時,日本では1万円したこれらのウィスキーが,今や 2,3千円で手に入る世の中になりました。

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