« 韓国の人種差別 | トップページ | 呉駅前「不法占有幟旗」攻防戦記 »

2014年10月18日 (土)

フレデリック・フォーサイスの “The Cobra”

先日,フレデリック・フォーサイスの 「キル・リスト」(‘The Kill List’,2013)を読んで,彼の作品を 又,読みたくなりました。
そもそも 作品名は 大体 分りますが,それを読んだことがあるかどうかの記憶が定かではありません。

新しい作品から 遡って読んでいけば 昔 読んだ作品に出合うだろうと調べると 「キル・リスト」の前作品は 「コブラ」(‘The Cobra’,2010)で,翻訳本は 2012年に出ていました。

Img_7914

図書館で 上下2巻を借りてきました。

米大統領命令により コカイン産業壊滅のために選ばれた,非情過ぎるためにCIAを解雇された 元CIA防諜作戦担当副長官,通称 「コブラ」と,彼により 組織・計画された,総額20億ドルの「プロジェクト・コブラ」による コロンビアのコカイン組織の壊滅作戦の話です。

期待通り,隙のないディーテイルで物語は進みます。
残りページが少なくなり,どのような結末となるのか心配になりましたが,予想外の結末,しかし,冷静に考えれば 必然の終わり方をします。

Buccaneer_dfst83_2浅学ながら,この小説に登場した航空機 「ブラックバーン バッカニア ‘Blackburn Buccaneer’」 を初めて知りました。

英空軍・海軍で 1962年~1994年 に使用された攻撃機です。
1991年からの湾岸戦争には 12機が参加したそうです。

| |

« 韓国の人種差別 | トップページ | 呉駅前「不法占有幟旗」攻防戦記 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 韓国の人種差別 | トップページ | 呉駅前「不法占有幟旗」攻防戦記 »