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2014年11月 7日 (金)

もう一度生まれかわるとしたら「日本に」?

統計数理研究所が10月30日に発表した 「日本人の国民性 第13次全国調査」を見ました。
2013年10月~12月に全国20歳以上の男女 3,170人に面接した聞き取り調査結果です。

この結果の中から興味深いものを挙げてみます。

○生まれかわるとしたら(その1)

3

もう一度生まれかわるとしたら 『日本』に生まれてきたいの設問に対する男女別,年齢別肯定%を 5年前の結果と比較して示しています。
   他国をよく知らず,かつ,よほど日本を悪く思ってなければ ‘Yes’と答えそうです。
   男性も 女性も 年齢に従って ‘Yes’が増えるのは,日本をよく知っているから?それとも諦め?

○生まれかわるとしたら(その2)

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もう一度生まれかわるとしたら,あなたは男と女の,どちらに,生まれてきたいと思いますか?の設問に対する男女別の回答の推移を,1958年から5年毎,55年間分を示しています。
   興味深いのは 男性は 55年間,「そのまま男」が90%弱でほぼ変化なし,に対して 女性の回答は変化し続けて,1963年までは 「男」が多かったのが1968年で逆転し,「女」が増え続けて 21世紀になって 「そのまま女」が70%に達しています。
   男の約90%に比べて まだ少ないものの,男社会からの変化が影響していることは間違いないでしょう。これは 次の設問の結果からも伺えます。

○楽しみが多いのは?

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「あなたは男と女の,どちらの方が楽しみが多いと思いますか?」の設問に対する男女別の回答を,最近の15年と 35~50年前とを比較して示しています。
  特に 女性の 「女の方が楽しみが多い」の割合の増加が顕著です。

○「いらいら」することは?

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「この1ヶ月間に 『いらいら』したことがある」の設問に対する この10年間の,男女別,年代別の回答です。理由はよく分りませんが,特徴的な結果です。
  ・歳をとるにしたがって「いらいら」することが少なくなる。
  ・男女,年齢に拘らず,この10年間で 「いらいら」することが増えている。
  ・女性,とくに若い女性の「いらいら」することの10年間の増加が著しい。
  ・各年齢とも 女性の方が「いらいら」することが多い。

○一番大切なもの

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「一番大切なもの」の設問に対する55年間の回答変遷です。
回答は準備されたものからの選択ではなく自由回答で,2013年の回答は上図に示す他に 「国家・社会(2%)」,「仕事・信用(2%)」,「家・先祖(1%)」,「その他(2%)」,「不明(2%)」がありました。
   55年前には 「金・財産(11%)」と ほぼ同率だった「家族(12%)」が 40年前から急激に増加して,現在では ほぼ半数が一番として,他の回答を陵駕しているが特徴的です。

詳細は  http://www.ism.ac.jp/kokuminsei/index.html  参照。

【参考】
統計数理研究所とはー
・旧文部科学省統計数理研究所
・大学共同利用機関(国立大学法人法に基づき設置され,大学(国公私立を問わない)の共同利用に供される国立の研究所)
・上位組織:情報・システム研究機構
・所管:文部科学省

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