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2015年1月31日 (土)

「エクソダス:神と王」を観た。

『エクソダス:神と王』(‘Exodus: Gods and Kings’,2014)を公開初日に観ました。

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日本語のWikipediaは この映画を 「叙事詩的映画」と書いていますが,英語のWikipedia には ‘Biblically-inspired Epic Film’と書かれており,‘Epic’を 「叙事詩的」と訳したものと思います。
Epic film’を 英語のWikipedia では ‘A style of film-making with large scale, sweeping scope and spectacle, often transporting the viewer to other settings.’,敢えて訳せば 「大きなスケール,広い範囲,スペクタクルを伴う映画製作のスタイルで,しばしば 観客を別世界に運ぶ(誘う)」となるのでしょうか。
これに ‘Biblically-inspired’が付くので 「聖書に基づくスペクタクル映画」としておきましょう。

物語は 旧約聖書の「出エジプト記」をもとにしており(タイトルの‘Exodus’が旧約聖書の「出エジプト記」そのものを指す),モーゼに率いられたヘブライ人がエジプトを脱出する話であり,チャールトン・ヘストン主演の 「十戒」(‘The Ten Commandments’,1956)のリメイクとも言えますが,既に 60年近く経っているので 新鮮な気持ちで観ることができます。

監督は 1979年の 「エイリアン」で,自身とシガニー・ウィーバー(‘Sigourney Weaver’,  1949~ )を有名にした サー・リドリー・スコット(‘Sir Ridley Scott’, 1937~ )です。
因みに 「エイリアン」が公開される前,日本の雑誌で ‘キワモノ’のB級映画として紹介されていた記憶があります。本作にも シガニー・ウィーバーは ラムセスの父・ファラオであるセティの妻・トゥーヤ王妃として出演しています。

モーゼは クリスチャン・ベール(‘Christian Bale’, 1974~ )が演じます。

Exodusposter2Exodusposter4

物語は10の奇跡を描いたもので シンプルです。

Red_seaただ,「出エジプト記」,「十戒」とくれば,40万人のヘブライ人(ユダヤ人)奴隷を率いたモーゼが, 迫ってくるラムセスのエジプト軍を逃れて シナイ半島に渡るため,紅海を前にして 呪文を唱えて(?)「海が割れる」シーンをどのように描くかに興味がありました。

この映画では 海は割れません。海水が引きます。

3Dでも上映されていましたが,3Dの画面の暗さが嫌で,2Dで観ました。

因みに 映画の中で,ナイル川は血で染まり赤くなりましたが,紅海は赤くはありません。
但し,30年以上前,貨物船に乗ってインド洋から紅海に入り,北進してスエズ運河の入り口に着いたとき,白い塗装の居住区構造の外壁が赤くなっていました。
シナイ半島の砂漠の砂が湿気を帯びて付着したもので,甲板員がホースの水で洗い落していました。

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