「戦火の勇気」での マット・デイモンと・・・
昨年末,BS日テレで 「戦火の勇気」(‘Courage Under Fire’,1996)を観ました。
初めて観る映画ではありませんが,ストーリーの全てを覚えているわけではないので 退屈せずに観ました。
主演のデンゼル・ワシントン(‘Denzel Washington’,1954~ )と メグ・ライアン(‘Meg Ryan’,1961~ )とは別に,この映画では マット・デイモン(‘Matt Damon’,1970~ )が気になります。
マット・デイモンが 幼なじみの ベン・アフレック(‘Ben Affleck’,1972~ )と共同で書いた脚本の映画 「グッド・ウィル・ハンティング」(‘Good Will Hunting’)が,アカデミー脚本賞を獲ったのが1997年でした。マット・デイモンは その前年,25,6歳のとき 「戦火の勇気」に出演していました。
マット・デイモンは 湾岸戦争で,メグ・ライアン扮するカレン・ウォールデン大尉の部下として 医療へりに搭乗し,イラク軍に撃ち落とされ,九死に一生を得て帰国した衛生兵 イラリオを演じます。
これは救出されたヘリコプターの中でのイラリオ。
ウォールデン大尉を見捨て,更に 大尉の名誉毀損に手を貸した負い目からか,帰国後,ヘロインに手を出して 不名誉除隊した後のイラリオは別人のように見えます。
マット・デイモンは この役を演じるため 100日間で40ポンド(約18kg)の減量を ‘chicken, egg whites, steamed broccoli and plain baked potatoes’によるダイエットで行なったと言われています。これが原因で身体を壊して その後 1年半,薬を飲んで治療したそうです。
この映画で 批評家から高評価を得て,その後のキャリアにつながりました。
又,この映画には ダイアン・ベイカー(‘Diane Baker’,1938~ )が,クウェートでの,デンゼル・ワシントン演じる サーリング中佐率いる戦車隊の同士討ちで戦死した ボイラー大尉の母親役で出ています。
小学生のとき,パット・ブーンと共演した「地底探検」(‘Journey to the Center of the Earth’,1959)で初めて見てから,50年以上(この映画のときは40年弱)経ちましたが,現在も尚 現役で,美しく年齢を重ねています。「地底探検」は,ちょうどジュール・ベルヌの原作を「世界名作全集」で読んでいて どうしても観たい映画でした。小学校の「許可映画」ではない場合,一人で映画館に行くことは禁止されていたので 母親に連れて行ってもらったような気がしますが,55年近く前のことで確かではありません。
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- デヴィッド・マッカラム氏 逝去。(2023.09.28)
- 一部の中国人と同じレベルの発言で ・・・ 。(2023.09.26)
- 映画「アルゴ」の元になった事件を読む。(2023.09.22)
- 新しいジェームズ・ボンドは まだ決まらない。(2023.09.30)
コメント