« 見出しに見る「勘違い」(その72) | トップページ | フランクフルター・クランツ »

2015年2月 8日 (日)

北九州市立戸畑図書館の歴史

北九州市に帰省した折り,戸畑図書館に寄ってみました。

Img_8402
この建物は 1933年(昭和8年)に 戸畑市役所として建てられた重厚なもので,1963年(昭和38年)に北九州の五市が合併して北九州市となるまでの30年間,戸畑市役所として存在しました。
昭和30年代前半の子供の頃に内部に入ったことがあり,搭の上に登ったこともあります。

1963年,北九州市が発足するとき,市庁舎は 小倉/八幡/戸畑の3市にまたがる丘陵地帯,おそらく現在の「福岡県営中央公園」に含まれる地域に建設する協定(?)があったようですが,九州工業大学の教授による地盤調査結果,地下に古い坑道があって建設に適さないとの診断で,何故か 小倉に市庁舎を作ることになったと,当時 中学生だった私の記憶にあります。
このような経緯があって,市庁舎の建設が遅れたためか,竣工したのは1972年(昭和47年),合併から 9年経っていました。
この9年間,旧戸畑市役所の建物が 北九州市の仮市庁舎でした。
この間,戸畑区役所はどこにあったのか,仮市庁舎と同居したのかは分りません。

新市庁舎完成後は,2007年(平成19年)に近くの新区役所建物に移るまで戸畑区役所として機能しました。

その後,役目を終え,解体の話があったかもしれませんが,壊すには惜しい建物なので,1960年代に建てられた 旧戸畑図書館の老朽化に伴い,改造して図書館として生まれ変わることになり,去年 2014年3月に移転しました。

上記を整理すると,次のとおりです。
  1933年~1963年 : 戸畑市役所
  1963年~1972年 : 北九州市役所(仮庁舎)
  1972年~2007年 : 戸畑区役所
  2007年~2014年 : (空家)
  2014年~           : 北九州市立戸畑図書館

Img_8405Img_8403

Img_8408Img_8406













内部は 吹き抜けを設けるなど 大規模な改造が行われたようで,大きな鉄骨の補強材が配置されていました。
書架は160cm弱(?)と低く,圧迫感がありません。

Bこの建物は 空家(?)の時代に映画に度々使われています。
例えば 「ワイルド7」(2011年)の銀行強盗のシーン。

「八重樫銀行」と 車寄せの庇に銀行名が付けられています。

そして 最近TVで放映されていた 「ロボジー」(2012年)の木村電器・ロボット開発部の部屋として使われ,窓からロボットが落下しました。

Img_8414Img_8422但し,エンドロールの 「撮影協力」に示されていません。

Img_8424_2Img_8418

これは何故だろうと考えるとー
吉高由里子演じるロボットおたくの大学生 - 佐々木葉子が就職活動で行くビルに,小倉城が映る北九州市役所が使われていますが,これも示されていません。

「撮影協力」の冒頭に,市の組織である「北九州フィルム・コミッション」があるので,市の施設はこれに含めている,ということのようです。
では 「北九州市立大学」が示されているのは?

|

« 見出しに見る「勘違い」(その72) | トップページ | フランクフルター・クランツ »

散歩・風景」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 見出しに見る「勘違い」(その72) | トップページ | フランクフルター・クランツ »