見出しに見る「勘違い」(その76)
「菅官房長官 『韓日首脳会談,前提条件なしで行われるべき』」 2015/1/13 中央日報・日本語版
‘日本の菅義偉官房長官は13日,韓日首脳会談は前提条件なしで行われるべきだという立場を明らかにした。
朴槿恵 大統領が前日の新年記者会見で韓日首脳会談開催のためには「日本側の姿勢転換が重要だ」と強調したことに対する日本側の立場だ。
菅長官は同日の記者会見で「慰安婦問題を政治問題,外交問題にすべきではないというのが日本政府の基本的立場だ。隣国首脳が会うのに前提条件を付けるべきではない」と伝えた。’と,これが全文です。
当然です。ずっと同じ立場で,揺らぐことはありません。
「韓国人,キムチよりもコーヒーの摂取頻度が高い」 2015/1/16 中央日報・日本語版
‘韓国人はキムチよりもコーヒーの摂取頻度が高いことが明らかになった。
16日,農林畜産食品部と韓国農水産食品流通公社(aT)が調査して発表した報告書「加工食品細分市場の現況調査」によると,コーヒーが単一食品基準で週あたりの摂取頻度12.2回で最も多かった。1人あたり 1日に2回近くコーヒーを飲んでいることになる。
続いて白菜キムチ 11.9回,砂糖 9.7回,豆ごはんを含む雑穀ごはん 9.6回,浅漬けキムチなどその他キムチ 4.6回の順だった。・・・ ’という報道です。
残念ながら,キムチとコーヒーの摂取頻度を比較する韓国人の食生活と国民性が理解できません。因みに キムチ類は1週間に16.5回,1日 2食以上摂取しているようです。
海外旅行先のレストランに持ち込まざるを得ません,と言いたいところですが,できれば勘弁願いたい。
「俳優ラッセル・クロウ 『日帝徴用を経験した韓国なら共感するだろう』」 2015/1/20 中央日報・日本語版
ラッセル・クロウ(51)が,今回 初めて演出を手がけた‘The Water Diviner’(1月28日公開)に先駆けて初めて訪韓したという記事です。
‘・・・ 1919年,オーストラリア人のコナー(ラッセル・クロウ扮)が,第1次世界大戦の時に連合軍に参戦してトルコのガリポリの戦い(1915~16)で行方不明になった3人の息子を探しにトルコへ向かうという内容だ。同作は実話が元になっている。
クロウは「ガリポリの戦いによる戦死者は8万人に達する。オーストラリアとニュージーランドは1910年と1907年にそれぞれ英国の植民支配から解放されたが,英国連合軍として第1次世界大戦に動員された」とし「当時出征した多くの若者たちが屍となった」と説明した。続いて「韓国も日帝強制占領期間,第2次世界大戦に強制的に動員された歴史があるが,この映画が描く戦争の喪失感に共感してもらえると思う」と話した。・・・ ’とあります。
「日帝強制占領期間,・・・ 」云々の部分を英語版では どのように記述しているか見ました。
‘ ・・・ “There are a lot of episodes in the films that Koreans will connect to. A situation which Australia and New Zealand were in, having both been British colonies at the time of the First World War,” Crowe said, “and feeling a familiar obligation to go to war. That seems to be a similar situation to Korea in World War II.” ・・・ ’と,韓国の立場は オーストラリアとニュージーランドと同様だと述べています。
結局,現在,韓国の日本との関係が,オーストラリアとニュージーランドの英国との良好な関係と,これほど違うのは何故?と言いたかったのではないか,と推定するのは穿ち過ぎでしょうか。
しかし,オーストラリアもニュージーランドも英国からの移民の国なので,韓国と日本の関係とは根本的に違います。
又,「日帝徴用」を ‘obligation to go to war’の訳とするのは如何なものでしょう。
韓国の特色を活かした記事が並びます。
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