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2015年6月 4日 (木)

「メイズ・ランナー」を観た。

「メイズ・ランナー」(‘The Maze Runner’,2014)を観ました。

Themazerunnerposter_a
この映画を,日本では アクション/サスペンスSF映画とし,英文 Wikipedia では  ‘science fiction dystopian action thriller film’とあります。直訳すれば 「空想科学暗黒世界アクション・スリラー映画」と極めて説明的です。‘dystopia’(=‘utopia’の反語)は コンサイスの1968年版には載っておらず,比較的新しい言葉のようです。

2009年に発表されたジェームズ・ダシュナー(‘James Dashner’,1972~ )の小説 ‘The Maze Runner’を映画化したもので 小説が三部作なので,映画も三部作構成(?)で,小説第二作‘The Scorch Trials’が ‘The Maze Runner : Scorch Trials’として 米国で今秋 公開されるとのこと,そして小説の第三作は‘The Death Cure’で,これが映画化されるかどうかは不明です。(英文 Wikipedia にも触れてない。)
小説は日本語に翻訳されていないようです。

Maze_runner_wallpaper_aMazerunnerposter_b

この巨大な構造物の写真を見ただけで,映画を観たくなります。
とにかく巨大な構造物は避けて通れません。

これは誰が,何のために・・・・・。
想像を絶する奇想天外なオチを期待して観ました。

Wall_aそのような大きな期待を抱きながら観て,観終わって,それほど大したストーリー(オチ)ではなかったと,がっかりすることが多いのですが,本作は?

映画は,50mを超えると思われる高さのコンクリートの塀に囲まれた ‘glade’と呼ばれる四角形の草原(森や川もある,サッカー競技場 数面の広さ?)に,その中央にある ‘box’と呼ばれる地底からのリフトで送り込まれた,記憶を失った少年たち(自らを ‘glader’と呼ぶ)が ‘glade’からの脱出を試みるというシンプルですが,あり得ない話しです。

Mazemodel_skyview
これは 少年達の中の,‘runner’と呼ばれる,選ばれた者達が3年間,壁のゲイトが開く昼間だけ迷路の中を駆け回って調査して作った模型で,出口はない,と結論付けていました。
中央の四角形の部分が少年たちが生活している‘glade’でそれを囲む塀の中は巨大で,しかも形を変える迷路です。

これが存在するなら,おそらく 人類が建造した最大級の構造物と思われます。

誰が,何のためにこの迷路を作り,少年達は何のために送り込まれたかの答えの全ては 本作では明かされず,ヒントのみです。
ただ,そのヒントの論理性には疑問があります。第二作を観ることになりそうです。

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