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2015年10月24日 (土)

‘Electroharmonix’,読めないのは日本人だけ?

最近,日本人だけ読めない文字(Font)が話題になっており,TVで紹介されました。

次の文字(文章)を 日本人が,何の前置きもなく見せられると ほとんどの日本人は理解不能と思われます。
しかし,アルファベットを母国文字とする人々は,この文字をアルファベットとして理解し(アルファベットではない文字とは思わず),簡単に(?)読めます。

Electro

日本人が理解できるアルファベット・フォント(?)に書き直すと,上記は 次のようになります。

ELECTOHARMONIX

It had been a terrible day for Darren,for he was lost without Jeff,and the thought that he might never see the poor dude again nearly drove him bananas.

Electroharmonix’は,カナダ人 Ray Larabie氏が作った多くの‘Larabie Fonts’の一つのアルファベット Font の名称で,‘Typodermic Fonts’で見ることができます。

Abc

上記が ABCで始まる,この ‘Electroharmonix Font 一式です。

Ray Larabie氏は ‘Typodermic Fonts’で‘Electroharmonix’ について 次のように述べています。(拙訳御免)

13年前 ‘Electroharmonix’をつくったとき,結局のところ,日本へ引っ越して,日本語の読み書きを学ばなければならないと,私は夢にも思わなかった。
この素材(日本語)を読むことができるようになった今,どれくらいひどく日本の文字を台無しにしたかが分るようになった。

私は,少なくとも片仮名と漢字の筆記の原則に従おうと考えて,全てをやや大胆にデザインし直した。
今度のFontには,平仮名は混じっておらず,厳密に片仮名と いくつかの漢字からなっている。
勿論,私は,それらをアルファベットのように見えさせるために,曲げたり,裏返したり,ねじらなければならなかった。

私は,‘Electroharmonix’に,より良いカーニング(文字間隔調整),句読点,数学記号,分数と序数を加えた。
現在,3種類の括弧がある。
二重のスマートな引用符は,日本の鉤引用符と入れ替えた。
長いダッシュは,長い等号に似ている二重のダッシュと取り替えた。
アスタリスクは,漢字の米印に基づいた。
日本語では 我々と同じ疑問符を使うから,疑問符は,普通のクエスチョン・マークとした。省略記号はリングの代わりに点を使っており,それは,わざとである。

この文字を 日本に来て長く,日本語に通じている米国人が,日本で見たら どうなるのか興味深いところです。

結局,我々が 物を見るとき,先入観が避けられないことがわかります。

では 次の文章を読んでみましょう。

By_this
‘By this time they were in the car and in about thirty minutes they reached toronto. As they passed down queen street toward city hall,they were stopped many times by total strangers,asking anxiously about the cute robot.’

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