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2015年11月28日 (土)

「007 スペクター」を観た。

12月4日の公開に先立つ,3日間の先行公開初日 11月27日の9:50からの第一回上映で 「007 スペクター」(‘Spectre’,2015)を観ました。
初日に観に行くところなど,前期高齢者といえど,まだまだ気持ちは若い,と言いたいところですが,単に時間に余裕があるからです。

Poster_i

ダニエル・クレイグ(‘Daniel Craig’,1968~ )が,007シリーズ21作目 「007 カジノ・ロワイヤル」(‘Casino Royale’,2006)で 6代目ボンドとして登場してから4作目です。

ポスターを眺めてみました。

Poster_cPoster_b

スタイリッシュです。

Poster_fPoster_k

やや昔風のもあります。

Poster_dPoster_e

‘ボンドカー’と‘ボンドガール’もあります。

タイトルの ‘SPECTRE’は ‘Special Executive for Counter-intelligence, Terrorism, Revenge and Extortion’の頭字語(acronym)であり,米国で公開する場合でも ‘SPECTER’にはなりません。
この強大な組織 ‘SPECTRE’は,第4作 「サンダーボール作戦」(‘Thunderball’,1965)で強く印象付けられましたが,著作権の問題で以降封印され,2013年にMGMが権利を買い取って 久々の登場です。
この経緯については Wikipedia(英)を調べると,‘Spectre(2015 film)’の ‘Production/Copyright status’ に詳述されていますが,複雑なので省略します。

今作の製作費 $245M,上映時間 148min. は 007シリーズの最高額,最長時間とのことで,それに見合う内容でした。

出だしのメキシコのシーンは ボンドと女が人ごみの中を歩くところから始まり,ホテルに入り,窓から出て 屋根の縁を歩いてターゲットを狙うところまでの数分間,ノーカットとしか思えない映像で,上空から,前から,後ろからと カメラ位置が動き,どのように撮影しているのだろうかと気になりつつ,そのうち話の展開に引き込まれていきました。

今作の話のメインは,世界的巨悪の組織 「スペクター」のボス,フランツ・オーベルハウザー との対決,英国・国家安全保障局(the privately-backed Joint Intelligence Service)の新しいトップにして実は スペクターのメンバーの‘C’,マックス・デンビが,MI5 と ボンドが属する MI6 を統合し,‘00’セクションを廃止しようとする策謀の阻止です。

おそらく,本当のメインは,ボンドが11歳の時,両親がフランス・アルプス登山中に事故死した後,里子として引き取られた家で,一緒に兄のように育ったのが スペクターのボス,フランツ・オーベルハウザーだった,というのがあるのでしょうが,私としては 007 シリーズに,このようなボンドのプライベートの話を交えるのは好ましくないと思っており,できるだけ この部分には目を瞑るように観ました。

マックス・デンビ,‘C’を演じたのは, ベネディクト・カンバーバッチを有名にした BBC製作の 「シャーロック」(SHERLOCK)で,シャーロックの宿敵 ジェームズ・モリアーティ役で英国アカデミー賞テレビ部門助演男優賞を受賞した アンドリュー・スコット(‘Andrew Scott’,1976~ )でしたが,若すぎ,一目で悪役と分る雰囲気で しっくりきませんでした。

ボンド・ガールの二人は 特筆すべきことはありません。

Aston_martin_db10Aston_martin_db5

ボンドカーは 言わずと知れた 「アストン・マーティン」です。

本作に登場し,派手な カー・チェイス(但し,追われる)の後,ローマの川に沈む ‘Aston Martin DB10’は,この映画のためのみに製作された車で(最新型は DB9),生産台数は10台,うち8台は映画会社に提供され,残り2台は広報車としてアストンマーティンが所有しているそうです。

映画の最後に ボンドが乗って去ってゆくのは,‘Q’のワークショップで再生された ‘Aston Martin DB5’ でした。
「アストン・マーティン」が ボンド・カーとして初めて採用されたのが 三作目の「ゴールドフィンガー」(‘Goldfinger’,1964)で,その前年に発売された‘Aston Martin DB5’でした。
但し,走り去るリア・ヴューしか映りませんでした。

エンド・クレジットに示された スタント・マンの数は 過去に観た全ての映画の中で 最多の数に思えました。
アクション・シーンの迫力が納得できます。

更に,クレジットの最後に ‘Bond will return.’とありました。

ダニエル・クレイグの 007シリーズ出演契約は,初期には3本と聞いていましたが,これが4本目であり,次作はどうなるのか,分りません。

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コメント

そうだったのですね。よく分かりました。

投稿: motoshima-jin | 2015年11月28日 (土) 13時48分

motoshima-jinさん,コメント ありがとうございます。

私にとっては 007 と言えば,ショーン・コネリーです。

ロジャー・ムーアは 1973年の「死ぬのは奴らだ」から1985年の「美しき獲物たち」まで計7本に出ていますが,アストン・マーティンどころか,ボンド・カーは登場していません。
ロジャー・ムーア主演前後,ジョージ・レイゼンビー主演の「女王陛下の007」(1969),および ティモシー・ダルトン主演の「リビング・デイライツ」(1987)には ボンド・カーとして アストン・マーティンが登場しています。

投稿: 管理人 | 2015年11月28日 (土) 10時15分

頭の中に、ジェームス・ボンド→ロジャー・ムーア→映画キヤノンボールと浮かんできました。
その映画でも、アストン・マーティン乗っていたんでしょうか。車は記憶ありませんが、映画館でゲラゲラ笑いながら観たのを思い出しました。

投稿: motoshima-jin | 2015年11月28日 (土) 09時44分

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