« 見出しに見る「勘違い」(その137) | トップページ | 見出しに見る「勘違い」(その138) »

2015年11月26日 (木)

方言で出身地を鑑定してみたらー

「東京女子大学 篠崎ゼミ×ジャパンナレッジ」による 方言によって出身地を鑑定するサイトが公開されています。
サイトは 二つあって 鑑定結果を 「47都道府県」で表わすものと,細分化して 「100のエリア」で表わすものがあり,ここでは 「出身地鑑定 方言チャート100」https://ssl.japanknowledge.jp/hougen/hougen100/check.php で試した結果を紹介します。

質問に Yes/NO で答えることで 次々に質問が現れます。

私の場合,次の22の質問に答えることで 結果が出ました。

*************************************

①翌日、家に不在の時、「明日、家におらん」と言うことがありますか?  Yes

②冗談を言う時などに、「なんちゃって」という意味で,「じらー」と言うことがありますか? NO

③「そんなことしん」または 「せん」と言うことがありますか? Yes

④家に他人を招待した時、「くつろいでいってね」という意味で「ゆくっていってね~」と言うことがありますか?  NO

⑤この乗り物(自転車)を「ケッタ」と言うことがありますか?  NO

⑥机を運ぶとき、「机をつる」と言うことがありますか?  NO

⑦ノートを使い切った時、 「ノートが詰まった」と言うことがありますか?  NO

⑧「力一杯」のことを「ちかっぺ」と言うことがありますか?または、地元の人が言っているのを聞いたことがありますか?  NO

⑨「歌詞の1番、2番」のことを「1題目、2題目」と言うことがありますか?  NO

⑩「そろそろ家を出ないといけない」と言う時、「家を出んとおえん」と言うことがありますか?  NO

⑪「今日のテスト簡単だったね」と言う時、「今日のテストみやすかったね」と言うことがありますか?  NO

⑫ランドセルを「背負う」ことを「ランドセルをかるう」または「からう」と言うことがありますか? Yes

⑬ほうきで「はわく」と言うことがありますか? Yes

⑭「とても暑い」という意味で、「がばい暑い」と言うことがありますか?  NO

⑮「発表などで使う大きな紙」のことを「広用紙(ヒロヨーシ)」と言うことがありますか? NO

⑯信号が変わる時の点滅する様子を「信号がぱかぱかする」と言うことがありますか?  NO

⑰「大体でいいよ」という意味で「てげてげでよかが」と言うことがありますか?  NO

⑱「とても可愛い」という意味で、「ぶち可愛い」もしくは「ぶり可愛い」と言うことがありますか?  NO

⑲「面倒くさい」時や「うっとうしい」時、「やぜか」もしくは「やぐらしか」と言うことができますか?  NO

⑳手が届かないものを取って」と頼む時、「手たわんけ取って」と言うことがありますか?  Yes

【福岡県突入】

㉑「それでね、」「それだからね、」と話し始める時に「そいげんが、」「そいげんげっと」と言うことがありますか?または、地元の人が言うのを聞いたことがありますか?  NO
(これを Yes とすると 【筑後エリア】 となる)

㉒物事を強調して言う時、「違うっちゃ!」のように、語尾に「~ちゃ」と言うことがありますか?または、地元の人が言っているのを聞いたことがありますか?  Yes
(これを NO と答えると 【筑前エリア】 となる)

【あなたの出身は福岡県豊前エリアですね!?】

Photo福岡県は旧国名では筑前、筑後、豊前に区分されます。方言においても豊前に当たる北九州の方言は大分と宮崎を含む豊日方言に含まれ、筑後、筑前は肥筑方言に含まれます。筑後には特徴のある筑後弁があり、筑前では博多弁が広く使用されています。そのため豊前、筑前、筑後の3つに区分しました。

************************

ーということで 北九州(豊前)が出身地( 3,4歳から 13,14歳までに生活した地域)であると鑑定されました。
間違いありません。

【北九州】(豊前)と 【博多】(筑前)が 「~ちゃ」と言うか否かで決まる,というのが面白いところです。

因みに 1問目から全て逆に答えると,わずか4つの質問で 「山形県の置賜エリア」と鑑定されました。

これと比較して 豊前を鑑定するのに 22の質問が必要だったことは,西日本広範囲の方言に共通性が多く,それだけ鑑定に難しさがあるということでしょう。

|

« 見出しに見る「勘違い」(その137) | トップページ | 見出しに見る「勘違い」(その138) »

言葉」カテゴリの記事

コメント

小学館の「方言の地図帳」によるとー
「片付ける」意味の方言の「なおす」について
『「なおす」という地域は近畿の中央部にまとまって見られます。
同時に中国西部の山口から九州にかけてもまとまっていて、これは琉球列島に連続します。
また関東周辺にも散在し、東北北海道にも見られます。
現在では片付けるの「なおす」は周圏的な分布を見せると同時に中央部にもまとまっていて、全国的にみるならば縞模様をなしています。』とのことです。
ここ広島ではあまり使われず,「どこも壊れてないよ」と言い返されることがあるので,山口から岡山に飛んでいるようです。
首都圏では 「片す」を標準語のように使う人がいて驚くことがあります。

投稿: 管理人 | 2015年11月30日 (月) 16時58分

関東に転勤になってから、しまうや片付けるのを「なおす」と言って通じなかったのが最も印象的でした。部下に「なおしてくれ」と言ったら怪訝な顔をされたことが何度もあります。

投稿: hirosuke | 2015年11月30日 (月) 16時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 見出しに見る「勘違い」(その137) | トップページ | 見出しに見る「勘違い」(その138) »