« 「007 スペクター」を観た。 | トップページ | 呉市 「ラ・スケルツォ・メッゾ」が閉店していた。 »

2015年11月29日 (日)

かつて 飲食税の免税があった頃

11月23日の朝日新聞・天声人語で,軽減税率に関して書いていました。

この中で 「カナダでは ドーナツやクッキー類は 6個買えば非課税,5個だと課税。5個以下だと店内で食べられる外食扱いだから。」とありました。

これを読んでいて,かつての飲食税のことを ふと思い出しました。

現在は 消費税 8%が 一律かかりますが,かつて 外食した場合,一定額以上は贅沢と見做され,10%(?)の飲食税がかかりました。

この飲食税の免税点は 物価の上昇で変化しています。

  昭和30年   200円(\500以下:5% \500超:10%)
  昭和32年   300円(10%)
  昭和36年   500円
  昭和41年   600円
  昭和44年   800円
  昭和46年   900円
  昭和48年 1,200円
  昭和50年 1,700円
  昭和52年 2,000円
  昭和57年 2,500円
  平成元年 5,000円 (3%)消費費税法施行
  平成  3年 7,500円
 
この免税点以下が,その時代に贅沢ではない外食代だったということでしょう。

昭和47年(1972年)に就職した私は ほとんど飲食税を払うことはありませんでしたが,例えば複数人の出張で,寝台列車待ちの夕食を駅の食堂で摂るときなど,ビールを飲むと 頭割りで1人当たりの飲食費は免税点を越えました。

まとめて支払いをするとき,店のレジ係が,例えば 5人のところを 「6人様ですね?」と確認することがありました。
免税点ギリギリのとき,店側が気を利かせて 人数を水増しして(違法でしょうが) 免税点に収めようとする確認でした。
そんなとき,リーダー格の人間が,「そうです。」と言うのが真っ当な(?)マナーでしたが,時々,「いえ 違います。5人です。」と言って,店の厚意を無にする人がいました。

そのような人間は,どこにおいても,どのような場合にも,質問の意図,目的を考えず,不必要で,不利益な回答をする可能性が高いので,一緒に仕事をするとき,特に 客先に行くときは先輩,後輩に拘らず 注意が必要でした。

ひょっとすると,厳密に納税義務を果たしたいと考えていた,人格高潔・清廉にして遵法精神溢れる人だった可能性もありますが,その人たちの日頃の言動からすれば,その可能性は限りなく低いものでした。

|

« 「007 スペクター」を観た。 | トップページ | 呉市 「ラ・スケルツォ・メッゾ」が閉店していた。 »

つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「007 スペクター」を観た。 | トップページ | 呉市 「ラ・スケルツォ・メッゾ」が閉店していた。 »