New York Times で紹介された料理 10品。
2015/12/14付け New York Times のウェブ版に ‘The Top 10 Restaurant Dishes of 2015’という見出しの記事がありました。
この記事を書いたPete Wells という NYT専属の料理評論家は前置きで ‘These are the 10 dishes of 2015 that I can’t stop thinking about. They're the tastes that I ate with the most intense pleasure and that left the most vivid impressions. ・・・ ’(これらが,私が考えるのを止めることができない2015年の10の料理である。これらは,私が最も大きな喜びをもって食べ,最も鮮明な印象を残した味である。・・・ )
ーと書いています。
豪華な料理はありませんが,全て食べたくなる料理です。
紹介します。料理名とレストラン名を示しています。(順不同)
‘Kao soy at Kao Soy’
揚げた麵とチキン・レグ,ココナツ・カレー・スープ。
‘Duck carnitas at Cosme’
コークと油で炒められた鴨。
‘Oh luak at Chomp Chomp’
牡蠣,ニンニク入りのシンガポール風オムレツ。
‘Peanut butter crunch cake at Untitled’
ゴマ入りピーナッツ・バター・クランチが入ったレイヤー・ケーキ。
‘Pine leaves smoked mackerel at Oiji’
松葉で燻した,焼鯖。朝鮮料理店です。
‘Porchetta sandwich at Mekelburg’s’
豚肉とブロッコリーのサンドイッチ。
‘Shrimp heads at Tempura Matsui’
説明では ‘Japanes tiger shrimp’の‘fried front ends’と書いていますが,車海老の脚?
‘Roast chicken at Houseman’
ローストチキンです。
‘Sticky buns at Sadelle’s’
ブリオッシュ生地,赤砂糖で表面がねばねばしたロールパン。
‘Uni and chickpeas at Momofuku Ko’
雲丹と ヒヨコマメのピューレ。‘uni’も英語になりました。
ただ,在米韓国人経営の朝鮮料理店とのことなのに, ‘uni’と‘Momofuku’が解せません。日本料理風の朝鮮フュージョン料理ということで売っているのでしょうか。
‘Momofuku’は 日清食品創業者・安藤百福さんにあやかっているそうです。
朝鮮料理店による2皿が どう見ても朝鮮料理には見えません。
‘identity’を欠如しては(日本料理にしか見えない),朝鮮料理のグローバル化は無意味でしょう。
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