司会者の驚き
「米ラスベガスで開かれた2015年のミスユニバース世界大会で,司会者が優勝者を間違えて発表するハプニングがあった。2位入賞者にいったん授与された王冠は取り上げられて,優勝した女性に改めて贈呈された。
12月20日に開かれた優勝者発表の舞台。司会者のスティーブ・ハービーさんは,コロンビア代表のアリアドナ・グティエレスさんが優勝したと発表し,グティエレスさんに王冠が贈呈された。笑顔でコロンビア国旗を振り,聴衆にキスを投げかけるグティエレスさん。
ところがそこでハービーさんが,“謝らなければなりません” と発言した。実はグティエレスさんは2位で,優勝したのはフィリピン代表のピア・アロンゾ・ウォルツバックさんだった。」
との報道がありました。
1969年 ミス・インターナショナル世界大会が日本武道館で開催された時のことを思い出しました。
この時の司会を担当したのは その前年,大映を解雇された故田宮二郎さんでした。
学生時代 シェークスピア劇研究会に所属し,外交官志望だった彼は 日本人にしては英語が堪能だったと思われ,それが司会者に選ばれた理由のひとつだったのでしょうが,ネイティヴ・スピーカーではありませんでした。
そして優勝者の発表をしたとき,その国名の発音に難があったため,違う国の出場者が自分だと思って前に出てきました。
慌てた彼は 言い直しました。
これが理由か否か,以後 日本で開催される世界大会の司会者は 故岡田真澄さんになりました。
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