歴代 ボンド・カーを並べてみた。
007シリーズの最新作(24作目)の 「007 スペクター」(‘Spectre’,2015)に, ボンド・カーとして この映画のために製作された ‘Aston Martin DB10’が登場しました。
生産台数は10台,うち8台は映画会社に提供され,残り2台は広報車としてアストンマーティン・ラゴンダ社(‘Aston Martin Lagonda Limited’)が所有しているそうです。
過去 登場したボンド・カーを見ると,車のデザインの変遷が分ります。
分る範囲で登場順に並べてみました。
登場した作品名と公開年(英国&米国)を併記しています。
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‘Sunbeam Alpine Series II’ in ‘Dr. No’( 「ドクター・ノオ」,1962,第1作。1963年 日本で公開された時の邦題は 「007は殺しの番号」)
‘Aston Martin DB5’ in ‘Goldfinger’( 「ゴールドフィンガー」,1964,第3作)
ボンド・カーとしては,もっとも有名な車です。他の作品にも登場しています。
‘Toyota 2000GT’ in ‘You Only Live Twice’( 「007は二度死ぬ」,1967,第5作)
‘AMC Hornet’ in ‘The Man With the Golden Gun’( 「黄金銃を持つ男」,1974,第9作)
‘Lotus Esprit’ in ‘The Spy Who Loved Me’( 「私を愛したスパイ」,1977,第10作)
‘Aston Martin V8 Vantage Volante’ in ‘The Living Daylights’( 「リビング・デイライツ」,1987,第15作)
‘BMW 750iL’ in ‘Tomorrow Never Dies’( 「トゥモロー・ネバー・ダイ」,1997,第18作)
‘BMW Z8’ in ‘The World Is Not Enough’( 「ワールド・イズ・ノット・イナフ」,1999,第19作)
‘Aston Martin Vanquish’ in ‘Die Another Day’( 「ダイ・アナザー・デイ」,2002,第20作)
‘Aston Martin DBS’ in ‘Skyfall’(「スカイフォール」,2012,第23作)
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ボンド・カーと言っても,全て ボンドが運転したわけではありません。
「007は二度死ぬ」で ‘TOYOTA 2000GT’を運転したのは,日本の情報(公安)部員を演じた 若林映子さんでした。
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