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2016年1月28日 (木)

昔,修学旅行前に注意されたこと,例えば 信号の見方。

TVのクイズ番組で,「沖縄の,人口が最も少なく,走っている車もあまりない島に,交通信号が1ヶ所ある。その設置の目的は何か?」というのがあって,答えは 「島で育った子供が都会に出た時に,信号にまごつかないようにー」でした。

これで 思い出したことがありました。

若い頃,会社の2歳先輩(1946年生まれ)と話していたとき,四国生まれのその先輩が修学旅行(自由行動があることを考えると,おそらく中学生)に行く前,運動場に簡易信号を置いて 信号の見方,道の渡り方を練習したと聞きました。
先輩が育った町には交通信号が1ヶ所もなかったということでした。

そして 私が修学旅行に行く前に注意を受けたことを思い出しました。

中学3年の関西方面への修学旅行に行く前に受けた注意の中に水洗トイレの使い方がありました。
家庭にも学校にも,まだ水洗トイレが普及してない時代で,修学旅行先の旅館での水洗トイレを間違いなく使うための注意でした。

「用を足した後,上部の水タンクから下がった鎖の先に付いているハンドルを引く。引くと,水が勢いよく流れ始める。この水は しばらく流れた後,自動的に止まる。だから,水の流れが止まらないのではないかと思い,慌てて 又,ハンドルを引いてはいけない。引くと水は流れ続ける。」
というものでした。

53年前,東京オリンピックの前年,昭和38年の注意でした。

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