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2016年2月23日 (火)

捕鯨船が見つからない!

日本は この冬,南氷洋の調査捕鯨を再開し,テロリスト集団 シーシェパードも妨害のため船を出すと宣言しました。

しかし,今年は,シーシェパードによる妨害行為と,それによる衝突の報道がありません。
どうなっているのだろうかと思っていたらー

ありました。
今年は シーシェパードが 日本の調査捕鯨船団を見つけることができず,遂にオーストラリアとニュージーランド政府に 探してくれ,と頼んだようです。

2016/2/15付け BBC News は ‘Anti-whaling activists fail to find Japan fleet’「反捕鯨活動家,日本の捕鯨船団を発見できず」の見出しで 次のように伝えています。

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Anti-whaling activist group Sea Shepherd says it has not been able to find the Japanese fleet which is hunting whales in the Southern Ocean.

反捕鯨活動家団体 シーシェパードは,南氷洋で 日本の捕鯨船団を発見できてないと語った。

Sea Shepherd sends its boats out every hunting season to try to interfere with the Japanese fleet and protect whales.
But it said Japan had “greatly expanded their area of illegal operations” this year, making it hard to find them.
The statement called on Australia and New Zealand to help by passing on the co-ordinates of the fleet.

シーシェパードは,捕鯨シーズンの度に 日本の捕鯨船団を妨害し,鯨を保護するために,ボートを出す。
しかし,今年は日本が「調査海域を大幅に拡大した」ため 発見するのが困難になった言う。そして,オーストラリアとニュージーランドに 船団の位置情報を教えてほしいと頼んだ。

From the late 1940s to the mid-1960s whale meat was the single biggest source of meat in Japan. At its peak in 1964 Japan killed more than 24,000 whales in one year, most of them enormous fin whales and sperm whales.

1940年代後期から1960年代中頃まで,鯨肉は日本における肉資源の唯一最大のものだった。1964年のピーク時には,日本は,主に巨大なナガスクジラとマッコウクジラを 年間 24,000頭以上捕った。

Today Japan can afford to import meat from Australia and America. There is no deep-sea commercial whaling in Japan. The fleet that is now hunting in Antarctic waters is paid for by Japanese taxpayers to carry out what the Japanese government describes as “scientific research”.

今日,日本は肉をオーストラリアとアメリカから輸入することができ,日本には商業遠洋捕鯨はない。
現在おこなっている南氷洋での捕鯨船団は,日本政府による「科学研究」として 日本の納税者によって負担されている。

Japan's other justification is that it needs to kill hundreds of whales each year to study them. But the International Court of Justice (ICJ) has systematically dismantled that argument. In 2014 it ruled that there was no scientific case for Japan's programme of “lethal research” in the Southern Ocean, and ordered Tokyo to stop.

研究のために毎年 数百頭の鯨を殺す必要があると日本は正当化している。
しかし,国際司法裁判所(ICJ)は,その議論を体系的に排除し,2014年に,ICJは,南氷洋における日本の “lethal research”(致死研究)のプログラムを擁護する科学的な論拠がないと決定して,日本に止めるよう命令した。

Japan resumed its annual whale hunt in the Southern Ocean in December last year, after a one-year break, despite a global moratorium on whaling.
The four-vessel fleet is aiming to catch 333 Antarctic Minke whales - about one-third of previous targets - and Japan says the hunt is for scientific research, which is allowed under the ban.

日本は,1年間の休止の後,世界的なモラトリアム(一時停止)にもかかわらず,南氷洋の毎年の捕鯨を再開した。
4隻の船団が 以前の目標の1/3 - 333匹の南極ミンク鯨を捕える計画であり,日本は捕鯨は 禁止中でも許される科学研究のためであるとしている。

But activists say the programme is inhumane, unsustainable and illegal.
Sea Shepherd has routinely tried to disrupt the hunt by getting between the whaling ships and the whales, and the two sides have on occasions been involved in clashes at sea.

しかし,活動家は,このプログラムが残忍で,海洋資源保全を害し,違法であると言っている。
シーシェパードは,通常 捕鯨船と鯨の間に割り込んで捕鯨の邪魔を試み,両者は 時折り 海上で衝突を引き起こしてきた。

But in a statement on Monday, Sea Shepherd founder Captain Paul Watson said the activists' ship, the Steve Irwin but struggling to find the fleet.
He said Sea Shepherd had expected Australia or New Zealand to “uphold their obligations” as members of the International Whaling Commission by sending a ship to intercept the whalers.

しかし,月曜日(2/15)の声明で,シー・シェパードの創設者 ポール・ワトソン船長は,グループの船「スティーヴ・アーウィン」は船団を見つけるのに苦労していると話した。
彼は,シーシェパードとして,オーストラリア,もしくは ニュージーランドが,国際捕鯨委員会のメンバーとしての義務を守り,捕鯨船を阻止することを期待していると語った。

“This does not seem to be something Australia or New Zealand are willing to do,” he said, and asked them to “kindly provide the co-ordinates” so the group could “stop the continuing illegal operations of the renegade outlaw Japanese whaling fleet”.
There has been no response from the two governments, but a spokesman for Australia's Environment Minister Greg Hunt said Australia did not accept the killing of whales in any form.

「これは,オーストラリア もしくは ニュージーランドが 自ら何かを進んですることではなく,シーシェパードが,無法な日本の捕鯨船団の 継続的な違法操業を止めさせることができるように,両政府に調整してくれるように依頼している。」と彼は言った。
2国の政府からの回答はないが,オーストラリアの環境大臣グレッグ・ハントのスポークスマンは,オーストラリアは いかなる形態の鯨の殺害を認めないと言っている。

“We will continue to urge Japan to pursue non-lethal methods of research and end its unnecessary whaling programme,” the spokesman told AFP news agency.

「我々は,日本に対して 殺さない研究方法を求め,不要な捕鯨プログラムを止めるように主張し続ける。」と,スポークスマンはAFP通信社に語った。

(転載了)
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「牛肉があるから鯨肉は要らないだろう。」と 本気で思ったり,言ったり,書いたりする人々との議論は時間の無駄のような気がします。
牛肉を売るためなら さらに 議論は不要でしょうが ・・・。
牛肉を売りたいから言っているにしても,ピントが外れており,もっと真面な理屈をつけるつもりはありませんか?

私は,ただ,(推定による昭和30年代の価格を現在の貨幣価値として) 「尾の身の刺身」を\800/100g 以下,「ベーコン」を 豚なみの \200/100g以下で食べたいと願うものです。

ところで,ICPOから国際指名手配を受けて フランスに逃亡しているはずのテロリスト ポール・ワトソンは,どこから声明を出したのでしょう?

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