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2016年4月28日 (木)

見出しに見る「勘違い」(その173)

「慰安婦合意:『少女像移転と10億円』リンク,日本政府の姿勢に韓国政府は困惑」  2016/4/9 朝鮮日報・日本語版
   ‘旧日本軍の慰安婦問題をめぐる昨年末の韓日両国の合意内容をめぐり,両国の間で新たな争点が浮上している。それは在韓日本大使館前に設置された,慰安婦を象徴する少女像の移転問題だ。
   論争に火を付けたのは日本側だ。萩生田光一・内閣官房副長官は4月6日,あるテレビ局のニュース番組に出演し,慰安婦問題をめぐる「12・28合意」の主な内容である,元慰安婦を支援する財団の設立問題と,少女像の移転問題をセットにして取り組むべきだと語った。
   安倍晋三首相の腹心で,昨年11月の韓日首脳会談にも同席した萩生田氏は,「財団の設立記念式典を行う日に,日本大使館前に少女像がそのまま残っていたり,そこで集会が行われていたりする事態は想像したくない」とも述べた。これは,少女像が移転または撤去されなければ,日本が約束した財団への10億円の拠出もしない可能性があるという意味だと考えられる。
   これに対し,韓国外交部(省に相当)の趙俊赫報道官は4月7日,定例記者会見で「少女像は民間で自発的に設置されたものであるため,政府がああしろこうしろと言える事案ではない。財団の設立問題と少女像の問題は全く別個の事案であるということを,あらためて明確にしたい」と述べた。
 ・・・  ’
との報道です。
   12月28日の共同記者会見で 尹・韓国外相は 「韓国政府は,日本政府が在韓国日本大使館前の少女像に対し,公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し,韓国政府としても,可能な対応方向について関連団体と話し合いを行い,適切なかたちで解決するよう努力する。」と述べています。
  合意後の 「民間で自発的に設置されたものであるため,政府がああしろこうしろと言える事案ではない。」は,解決する努力をするつもりはないと同義であり,合意違反であることは明白です。
   「公館の安寧・威厳の維持」の侵害を防止する措置をとることは,ウィーン条約による接受国の責務であって,侵害する団体に対して国として手段を講じるのは「12.28合意」以前の責務との認識が必要です。

「【社説】米国務長官の広島訪問,日帝免罪符なってはいけない」  2016/4/12 中央日報・日本語版
   ‘ケリー米国務長官が昨日,原爆被害の象徴である広島平和公園を訪問したことは,それなりに意味があることだ。ケリー長官は米国務長官としては初めて犠牲者慰霊碑に献花し,14万人の命を奪った被爆の惨状を痛感した。オバマ米大統領の主導で推進中の非核化運動が本格化した状況であり,今回の訪問はなおさら意味深いようだ。
    にもかかわらず日帝の侵略に苦しんだ韓国としては懸念される点が少なくない。何よりも今回の訪問が日帝の過ちを希釈させ,日本が加害者ではなく被害国という誤ったメッセージを与えないか心配になる。第2次世界大戦当時に大勢の日本の民間人が犠牲になったのは残念なことだ。しかしそれでも韓国・中国など周辺国を侵略し,多数の良民を虐殺し,苦痛を与えた事実までが許されたり忘れられたりしてはならない。
    オバマ大統領も来月の日本G7首脳会議を契機に広島を訪問することを検討中という。・・・
    しかし,東アジア全体の目で見ると,いま米大統領が広島に行くのは時期尚早だ。まず日本は韓国や中国など被害国から完全に許しを受けたわけではない。・・・
   こうした状況でオバマ大統領の広島訪問が実現しても、これが日帝の蛮行に対する免罪符ではないことを米国は明確にしなければいけない。’
との社説です。
   米国国務長官が広島平和公園を訪問することを,「日帝の過ちを希釈させ,日本が加害者ではなく被害国という誤ったメッセージを与える心配」に繋げる思考回路が理解不能です。

少しは他国の国民が理解できる内容を書いてほしいものです。

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