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2016年5月28日 (土)

映画「オデッサ・ファイル」を初めて観た。

NHK BSプレミアム で 「オデッサ・ファイル」(‘The Odessa File’,1974) を放映しており,公開時に観ておらず 今回 初めて観ました。
公開されたのが 就職3年目,忙しい生活をしていて 既に週休2日制は始まっていましたが休日は文字通り 身体を休めていた,ということではありません。当時は 興味をそそられなかった,ということでしょう。

原作はフレデリック・フォーサイス(‘Frederick Forsyth’,1938~ )の 「オデッサ・ファイル(1974)」(‘The Odessa File’,1972)で,2014年から2015年にかけてのフォーサイス全作読破計画によって 1年半前に読んでいます。

原作との違いを気にせず観ることができました。

しかし,映画の冒頭ですぐに違うな,と思ったのは ジョン・ヴォイト(‘Jon Voight,1938~  )演じる 主人公のルポライター ペーター・ミラー(映画では ドイツを舞台にしながら英語版なので ピーター・ミラー)が乗っている車が 原作の ‘Jaguar XK150S’ではなく  ‘Mercedes-Benz 220 S Cabriolet’だったことでした。

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原作では記述されてなかったと思う 「イスラエルのナチ狩り組織」は‘Citroën DS’,「オデッサ」の工作員(殺し屋)は ‘Jaguar E-Type’に乗っていました。

Img_03921963年(ケネディ暗殺)から1964年にかけての物語なので,いずれも 1960年前後の車です。

駐車場の後ろに見えるのは,一見,3輪の 「メッサーシュミット」か,と思いましたが,後輪も狭いトレッドの2輪で,‘BMW Isetta’(298cc?)のようで,これも時代に正確です。

この映画には 姉弟俳優が出演していました。

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ペーターの母親役で マリア・シェル(‘Maria Schell’,1926~2005),ペーターが追いかける,元ナチの強制収容所 所長エドゥアルト・ロシュマン役で 弟のマクシミリアン・シェル(‘Maximilian Schell’,1930~2014)。

子供の頃,マリア・シェルの若い頃の映画を何本か観て(おそらくTVで) 魅力的な女優だと思った記憶があり,その彼女が,アンジェリーナ・ジョリー(‘Angelina Jolie’,1975~ )の父親である ジョン・ヴォイトの母親役をやっていて,1974年の映画ではありますが,不思議な感覚になりました。

私自身が歳をとったということでしょう。

「オデッサ」は SS幹部を逃亡させるために作られた組織で,降伏後に連合国が彼らの残虐行為に対して行う処罰を予測して敗戦のかなり前に作られ,金などの財産をスイスの銀行に匿名で預け,逃走経路を設定するなどの計画をしていました。
ODESSA’は ‘Organization Der Ehemaligen SS-Angehorigen’(独:元SS隊員組織)からの合成語です。(SS:ナチ親衛隊)

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