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2016年6月15日 (水)

Brooks Brothers の歴史を覗いてみた。

Brooks Brothers のホームページに ‘Brooks Brothers Heritage & History’と言う項がありました。

As the country's oldest clothing retailer, Brooks Brothers is proud to uphold the same traditions and values for nearly two centuries. We believe these are the reasons why our customers consider us to be far more than a store.’ (米国の最も古い衣類小売会社として,ブルックス・ブラザーズは,約2世紀の間 変わらない伝統と価値を保っていることを誇りにしている。これらが,私達の顧客が,私達を,単なる1つの店以上に考えている理由であると信じる。)の書き出して エポック・メイキングな出来事を示しています。

印象的な出来事を抜粋してみました。

First_shop製品タグに ‘Est. 1818’とあるとおり,1818年に第一店を開きました。

N.Y.
Cherry StreetCatherine Street との角に ‘H. & H.D. Brooks & Co.’創業とあります。

War of 1812’(「米英戦争」 又の名を 「第二次独立戦争」)で 1814年に 英国に燃やされたホワイトハウスを再建したのが 1818年です。

又,この年に 13本の赤白ストライプと 20個の星から成る星条旗を議会が決定しました。

Ready_made_suitLogo

1849年,それまでは当然 仕立て(オーダー・メイド)専門だったのに加えて ‘Ready-Made Suit’を始めました。

1850年,社名を 現在の ‘Brooks Brothers’に変更,‘Golden Fleece’のロゴを採用しました。

Return_to_businessPolo_shirt

1865年,南北戦争の影響で休んでいた営業を再開しました。
これは 任されたエドワード・サンズ・ブルックスが,兄弟たちからの感謝の証としてもらったメダルです。

1896年,Brooks Brothers で,もっとも有名と言っていい,‘Button-Down Polo Shirt’が発表されました。
100年以上経った日本でも見るボタンダウン・カラーの起源です。
しかし,ドゥエボットーニのボタンダウン・カラーでクレリック,しかも,ボタンやボタンホール・ステッチ糸に色が付いている,あまり上品とは言えない不思議なシャツ(まるで 舛添さんが着ていたような)が 日本に出現するなど考えもしなかったでしょう。

Sack_suitMadras_shirt

1901年,‘No.1 Sack Suit’が発表されました。
1980年代までは Brooks Brothersの店に並べられたスーツ,ジャケットの少なくとも半数は No.1 タイプでした。

1902年,インドの ‘Madras’生地をシャツなどに使い始めました。

Repp_tieArgyle

1902年,英国の連隊旗を起源とするレジメンタル・タイを 大衆化(democratizing)しました。但し,ストライプの方向は 英国の伝統ある 向かって右上から左下(心臓から剣へ)とは逆の方向にしました。

1957年,アーガイル柄のソックスの製作をスコットランドの工場に依頼して,米国で初めて販売しました。

Aoyama1979年,青山に海外1号店を開きました。

奇しくも,その前年の1978年,Brooks Brothers を手本にして(?)発展・展開してきた,青山に本社があった VAN Jacketが 倒産していました。

1994年に関東に転勤して この店のSaleには よく行きました。

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