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2016年6月20日 (月)

見出しに見る「勘違い」(その185)

「【社説】世界トップレベルの技術を持つ韓国で相次ぐ作業中の事故」  2016/6/2 朝鮮日報・日本語版
   ‘1日朝、京畿道南揚州市の地下鉄工事現場でガス爆発事故が発生し,地盤が崩壊した影響で作業員4人が死亡,10人が重軽傷を負った。・・・
    土木や建設分野で世界トップレベルの技術を持つ国で,このような事故が相次ぐのは,何よりも安全管理の基本原則を無視しているからだ。
    ・・・ ’
との社説です。
   「世界トップレベル・・・ 」の見出しは 他国が書くことであって, 自国の事故多発を警告する社説の見出しには相応しくないと感じるのは日本人だからでしょうか。
   日本人は これを「恥知らず」と感じます。
   そもそも 作業中の事故が多発する国を 世界トップレベルの技術を持つ国とは言いません。

「会社員の体感退職年齢…大企業は48.8歳,中小企業は50.8歳=韓国」  2016/6/2 中央日報・日本語版
   「体感退職年齢」の説明がなく,日本には存在しない言葉なので何が言いたいのか不明です。
   「会社員が体感する退職年齢」だそうですが,「体感する退職年齢」というのが日本人にはわかりません。かつてサラリーマンだった私は 退職年齢を体感したことはありません。
   もしかすると 朝鮮語と日本語の違い,「体感」に相当する朝鮮語の意味の違いによるものかもしれません。
   他に 「(企業)規定退職年齢」,「法令退職年齢」,「実績退職年齢」等があるのでしょうか。
   それらとの比較を示されても何のことだか分りません。

「東海表記:国民の党,講演の資料地図に 『日本海』 で謝罪」  2016/6/3 朝鮮日報・日本語版
   ‘野党・国民の党が5月2日午前,国会で行われた講演の際,「Sea of Japan(日本海)」との表記がある地図をスクリーンに映し,謝罪する事態となった。
   この日午前,国会議員会館で行われた同党の「第10回政策力強化集中ワークショップ」では,安哲秀 共同代表がかつて師と仰いだ外交通商部=現・外交部=尹永寛 元長官が「21世紀の韓半島(朝鮮半島)周辺の国際政治と平和・統一外交」をテーマに講演を行った。
 尹元長官は韓半島を取り巻く北東アジア情勢について理解するため,北東アジアの地図を大型スクリーンに映し,周辺国の特性について説明した。ところが,その地図には東海(日本海)が「Sea of Japan」と表記されていた。
 講演終了後,党政策委員会のキム・ソンシク議長は 「北東アジアの厳しい状況を理解するため,実務者に対しパワーポイントを用いた資料の説明を依頼したが,実務者が綿密な検討ができず,インターネットで地図を検索することにより,誤った表記のあるスライドを作成してしまった。明らかに思慮の浅い行動で,内容の精査を怠ったミスだ。心からおわびする」と述べた。’
との報道です。
   実務者(一般国民)は 「日本海は日本海」と思っているにも拘らず,一部の人間が 「日本海はけしからん,東海だ。」と思っているのかも知れません。
   それにしても 韓国においては,公式には 「日本海」は 「誤った表記」となり,ちょっと油断して 国際標準の 「日本海」を使用した人間は謝罪が必要になるようで,「『日本海』が国際標準だ。」と 正論を述べる人間は韓国では生存できない,ということのようです。

国際標準や他国の常識など関係ないようです。

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