「ターザン:REBORN」 を観た。
『ターザン:REBORN』(‘The Legend of Tarzan’,2016)を観ました。
ターザンを演じるのは スウェーデン出身の アレクサンダー・スカルスガルド(‘Alexander Johan Hjalmar Skarsgård’,1976~ )。
彼の出演作品で過去 観たのは 「バトルシップ」(‘Battleship’,2012)で,ミサイル駆逐艦 サンプソンの艦長・ストーン・ホッパー中佐くらいで,あまり馴染みはありません。
物語はー
「ベルリン会議(1884)の結果,コンゴはベルギーとイギリスの統治に分割された。その後,ベルギー政府は国有鉄道および他のインフラ整備の重い借金で破産寸前の状態になった(1889年頃)。
そのため,ベルギー王,レオポルド2世は,コンゴの豊富な鉱物資源を採掘することを決め,オパールの伝説的なダイヤモンドを入手するために,レオン・ロムを特使に送った。
ロムの遠征隊は待ち伏せされ,ロムのみを残して虐殺される。襲った部族の酋長 ムボンガは,息子の仇(かつて 彼の息子は,ターザンを育てた雌ゴリラを殺したため,ターザンの復讐で殺された) ターザンと引き換えにダイアモンドを渡すと ロムに提案する。」(英文Wikipediaの Plot の書き出しから抜粋・拙訳御免)で始まります。
ターザンは 8年前に英国に戻り,父親の爵位を継いで,ジョン・クレイトン3世 グレイストーク卿として貴族院議員としてロンドンで生活をしています。
レオパルド2世は,コンゴにおけるベルギーの貢献を,かつてのコンゴを知っているジョン(ターザン)に観てもらうためという口実の,偽りの招待として,ジョンのアフリカ行きを英国首相を通じて申し込みます。
ジョンは,この招待を断りますが,サミュエル・L・ジャクソン(‘Samuel Leroy Jackson’,1948~ )演じる,米国のウイリアムズ博士からの,コンゴにおける奴隷制を含むベルギーによる施政の実態を調べるべきという提案を無視できず,アフリカ行きを決意します。
妻のジェーン,ウイリアムズ博士と共にアフリカに着いたジョンは,昔馴染みのライオンや現地の住民との再会を喜ぶ間もなく,ジェーンが誘拐され・・・ 。
動物は全て CGで作られており,CGと分る出来ばえでしたが,及第点でしょう。
ゴリラ(映画では ゴリラではなく 「マンガニ (‘Mangani’,原作者 バローズの造語)」)の動きは立派でした。
それよりも 私と同年齢,今年68歳になる サミュエル・L・ジャクソンの活躍に拍手をおくります。
夏休みのウィーク・デイのシネコンは,子供が多く目に付きましたが,ターザン(字幕)を観ていたのは シルバー世代ばかりでした。
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