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2017年2月25日 (土)

‘M*A*S*H’を 久しぶりに観た。

2月22日,NHK BSプレミアムで 久しぶりに ‘M*A*S*H’(1970)を観ました。

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1970年の公開時(46,7年前)に大学3年生で観て,印象に残った好きな映画です。
英文 Wikipedia では ‘satirical black comedy war film’(風刺・ブラックコメディ・戦争映画)とあるとおり,負傷兵の手術時に血が吹き出るシーンなどがありながら,何回も笑うシーンもある不思議な映画です
物語は,朝鮮戦争の ‘M*A*S*H’(‘Mobile Army Surgical Hospital’「移動陸軍外科病院」)に配属された,腕は一流の若い3人の軍医たちが,仕事を真面目にやりながら,軍規は無視,悪戯し放題で,権威を笑いとばすエピソードで繋げる話で,基本的には反戦映画です。

3人の軍医(大尉),通称 ‘Hawkeye’(ホークアイ),‘Trapper John’(トラッパー・ジョン), ‘Duke’(デューク)を,それぞれ 当時 30歳代で売れ初めの 「ドナルド・サザーランド」(‘Donald Sutherland’,1935~ ),「エリオット・グールド」(‘Elliott Gould’,1938~ ),「トム・スケリット」(‘Thomas Skerritt’,1933~ ) が演じています。
彼等も もう 80歳前後となっており,歳月を感じます。

前回 TVで観たのは おそらく 2008年,NHK BS2で,DVD にダビングしていますが,画面が小さく,粗かったので今回 録り直しました。

英語の台詞はかなり破天荒で長く,面白いもので,字幕では表しきれていません。
例えば ドナルド・サザーランド演じる‘ホークアイ’大尉と,サリー・ケラーマン演じる看護婦長 ‘ホットリップス’マーガレット・ホーリハン少佐の食堂での会話シーンでは -

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You've put me off my fried lobster. Do you realize that?
l'm gonna go back to my bed, l'm gonna put away the best part of a bottle of Scotch-

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and under normal circumstances, you being normally what l'd call attractive,  l would have invited you back to share my little bed with me and you might have come.

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But you really put me off.
l mean, you're what we call a regular army clown.
 

l wonder how such a degenerate could have reached a position of responsibility in the army.

Img_1719(デイゴ神父) He was drafted.

このシーンで ‘You put me off.’が 2回出てきます。
「いやにさせられる。」,「うんざりさせられる。」,「意欲をそぐ。」,「気をくじく。」 などの意味でしょうか。

又 ‘Hot Lips’(ある出来事からの通称)少佐を ‘army clown’(軍のピエロ)と形容します。
字幕では 「頭でっかちの優等生」となっていますが,別の言葉では 「軍隊バカ」 でしょうか。

エンディング・シーンも ふざけていて,舞台となった野戦病院のスピーカーで流される放送で 映画の説明や出演者が紹介されます。

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(スピーカー) Attention. Tonight's movie has been ''MASH''.

Follow the zany antics of our combat surgeons -

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as they cut and stitch their way along the front lines,operating as bombs -

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(スピーカー) Operating as bombs and bullets burst around them, snatching laughs and love between amputations and penicillin.

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(ヘンリー・ブレイク中佐) Did Hawkeye steal that jeep?

(レーダー伍長)No, sir. That's the one he came in.

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Oh, very good. Come along, my dear.

(スピーカー) Starring ・・・

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(ゴーマン軍曹) Goddamn army.

(スピーカー) That is all.
この後 ゴングが鳴り,スクリーンが突然暗くなり,映画は終わります。最後の 二言が効いています。

MASH’の指揮官 ヘンリー・ブレイク中佐,従軍牧師 ‘Dago Red’(「安物の赤ワイン」の意味?イタリア系なので付けられたニックネイムか。)の脇役二人が とぼけた役で面白い。

ブレイク中佐が 「(転属で去って行く)‘ホークアイ’がジープを盗んだのか?」と訊くシーン(上記)がありますが,‘ホークアイ’が,盗んだ(借りた)ジープで到着した時は 「ナンバープレート を付け替えておけ。」 と命令しています。
更に,乗って来たジープだと聞いて ‘Oh, very good.’と言った後,そばにいた女性の部下に ‘Come along, my dear.’です。

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