米軍駐留費用の負担,各国比較
トランプ大統領が 「米軍駐留費用を日本は,ちゃんと払え。タダ乗りするな。」などと言ったのに対し,来日したマティス国防長官が,日本の駐留費負担を絶賛し,「日本は他国のモデルだ。」と述べたと報道されました。
この根拠として 下図の負担金,負担率の各国比較がありました。
米国国防省(U.S.DEPARTMENT OF DEFENSE)のH.P.から,この元データを調べると ‘2004 STASTICAL COMPENDIUM on ALLIED CONTRIBUTIONS TO THE COMMON DEFENSE ’がありました。
この2004年発行のリポート(2002年実績)が最新のようで,10年以上前のデータしかありません。
左上が表紙で,米軍が駐留している国の国旗が並んでいます。
この中に,各国毎の詳細データが示されています。右上は 日本のデータです。
この負担費上位6ヶ国の全駐留費を各国負担費と比較して示したのが下図です。
(金額単位は Million $)
負担率の大きい順では下図(米リポートから転載)のとおりです。
確かに 日本への米軍駐留費は最高ですが,負担費用も,負担率も最高で,まさしく モデルとなる国です。
日本人は 「守ってもらっている」 と 「基地を貸してやっている」のどちらの意識が強いのか,興味深く,負担率からすると 「守ってもらっている」ことなるのでしょうか。
どちらの要素もあるでしょうから,決して負担費が少ないことはありません。
考えているより,韓国の米軍駐留費が少なく,負担率も小さいのに驚きました。
しかし,米国の持ち出し経費は韓国の方が日本より大きいようです。
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