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2017年2月28日 (火)

「刑事フォイル」に登場したバス ‘Leyland Cheetah ’

NHK BSプレミアム,英国のTVドラマ 「刑事フォイル」(‘FOYLE’S WAR’),2月19日,26日放送の 「壊れた心」(‘Broken Souls’)は 終戦間近の1944年の話でした。

このドラマはストーリーの面白さもさることながら,当時の時代考証に忠実な建物,大道具,小道具を観るのも楽しみです。
このドラマが英国で好評だったにも拘らず 打ち切りになったのは 制作費がかかり過ぎたためと言われており,その理由が 時代考証に厳しかったためと考えられます。

この回には 洒落た,もしくはモダンなバスが出てきました。
ドイツ軍に捕虜になっていた兵士が故郷に帰ってくるシーンと,15歳の家出した息子を探しに来た男が現れるシーンの2回 使われました。

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黒い,艶のある塗装で,フロント・エンジン・ボンネット部の横に運転席があり,車体は丸みを帯び,トップまで広がる窓が配置され,リア・トップには フィン状の飾りが付き,当時流行(?)の流線型です。
最近のバスのように フロア・エンジンではないので,エンジン・メインテナンスの容易さと運転手の視界の良さを両立させたフロント・デザインが洒落ています。
ほとんど 新車のような状態で,まさに1944年に走っているようです。

何というバスなのか手掛かりを探すと,写真1枚目の Front View,ラジエター・グリルの上部に ‘LEYLAND’の文字がありました。
検索すると ‘Leyland Motors’という会社の ‘Leyland Cheetah’,おそらく 1939年製でした。1944年の話なので 時代は合っています。

保管している車体の写真も見つけました。

Leylandcheetah11Leylandcheetah01

Leylandcheetah12
Leylandcheetah14
No, Plate は ‘EYA923’で,ドラマ中の4枚目写真の No.と同じで,このバスが 撮影に使われたことが分りました。
最後の写真の Rear View は,見たことあるマンガの主人公のマスクのようです。

Leyland Motors’を Wikipedia では 次のように記述しています。

Leyland Motors Limited was a British vehicle manufacturer of lorries, buses and trolleybuses. It gave its name to the British Leyland Motor Corporation formed when it merged with British Motor Holdings, later to become British Leyland after being nationalised. British Leyland later changed its name to simply BL, then in 1986 to Rover Group.

レイランド・モーターズは,トラック,バス,および トロリーバスの英国の自動車メーカーだった。ブリティッシュ・モーター・ホールディンクズと合併して ブリティッシュ・レイランド・モーター・コーポレーションとなり,その後 国有化されて ブリティッシュ・レイランドとなった。
ブリティッシュ・レイランドは,後に シンプルに BL と変更され,1986年に ローバー・グループに入った。

尚,1886年に ‘Lancashire Steam Motor Company’として創業し,‘Leyland Motors’に社名を変更したのは 1907年でした。

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