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2017年4月16日 (日)

見出しに見る「勘違い」(その266)

「韓国民主党 『李俊揆駐日韓国大使の妄言,日本に帰化したのか』」  2017/3/28 中央日報・日本語版
   ‘共に民主党の朴ギョン美 報道官が李俊揆 駐日韓国大使に「軽挙妄動するな」と強く批判した。
    朴報道官は3月26日午後,記者会見で 「李大使の越権外交が度を越している」 として前日の朝日新聞とのインタビューで 「どんな政権が発足しても,韓日の合意を守ることが正しい選択」と述べた李大使を批判した。
    彼は「3月19日,東京新聞とのインタビューでも同じ趣旨の発言で国民的公憤を買い,わずか一週間も経たないうちに再び韓日合意を守らなければならないと主張している」とした。
    彼は 「李大使の妄言はここで終わらなかった」とし,「(李大使が)韓日合意をめぐって 『韓日関係を発展させる重要な基盤』と評価するかと思えば,釜山の少女像をめぐっては 『国際礼譲の面で移転しなければならない』 と主張したりもした」と説明した。
    彼は「最近,韓日合意に怒った高校生が相次いで平和の少女像建設運動に乗り出している」 として 「勉強にまい進するにも時間が足りない生徒も正しい歴史観を持って直接の行動に出ているのに,李大使は日本に帰化でもしたということか。韓日合意は法的拘束力のない政治的合意に過ぎない」と指摘した。
    引き続き「現在,韓国は大統領の罷免で政府は過渡期の状態」とし 「次期政府の発足までまだ1ヶ月半も残っていない。軽挙妄動するな」と付け加えた。’
と報道しています。
    韓国は,日本に帰化しなければ 国際的,外交的な正論を述べることができない国になった(昔から?)ようです。二国間の合意(韓国が合意を守ることの危うさを警戒して,あえて ‘不可逆的解決’とまで付け加えた)が反故にされるようなことになれば,日本大使館は撤収し,断交もやむを得ないでしょう。
    そもそも 「二国間の公式合意を守るべき」と述べた大使が「軽挙妄動」と批判される国との外交など何の意味もありません。

「【社説】韓国軍兵士は親の同意がないと戦争に行けないのか」  2017/3/30 朝鮮日報・日本語版
   ‘韓国陸軍工兵部隊のある指揮官が地雷除去作戦を行う際,作戦に参加する兵士の親たちから事前に同意書を受け取っていたことが分かった。指揮官はまず30人の兵士を選抜し,その親たちに作戦内容とその同意を求める内容が書かれた文書を発送した。ところが3人の兵士の親が同意しないとの回答を送り返したため,指揮官は新たに3人を選抜し,再びその親から同意を取り付けていたという。この部隊は昨年も同じようなことを行ったが,5人の兵士の親から同意を得られなかったため,後に改めて5人を選抜していたという。
   軍隊が存在する目的は戦争に備えるためだ。兵士は常に命令に従わねばならず,そのため時には死を覚悟すべき時もある。これは軍隊と兵士の宿命だ。この大前提が守られなければ,軍服を着用して銃を所持していたとしても彼らは兵士ではなく,また軍隊でもない。・・・  だとすればこのような甘い考え方はこの工兵部隊だけではなく,もしかすると韓国軍全体に広がっているのかもしれない。
   ・・・ 軍の作戦が兵士の親たちの意見に影響されるようなことがあってはならないからだ。ところがこの程度の常識が韓国軍ではかなり以前から通用しなくなっている。兵士が親に軍の内情を告げ口し,親が上官に電話をかけて抗議するといった話も今では全く珍しくもないという。・・・
   韓国軍は周囲を敵に囲まれているが,同じような立場に置かれたイスラエル軍とはあまりに違う。国を守る大切な仕事は米軍に任せっきりで,軍は単に「兵役終了」の証明をもらうためだけに行くようなものだ。もしこの国を守るのがわれわれだけになった場合,同じような態度でいられるだろうか。ただ今回,息子が危険な任務に参加することに同意した親たちもたくさんいたため,韓国軍にもまだ希望があると言えるだろう。’
とのことです。
   「同意する親がいるから 韓国軍に希望がある」 では困ります。
   突撃命令を出すのに 一人一人の兵士の親の同意をとっていたら,全滅します。
   軍人が軍隊を理解してないようでは 戦争ができるとは思えません。

奇想天外の考えをする韓国人です。 

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