久しぶりの デニム・シャツ
一時は 三枚あったデニム・シャツが 9年前に買った最後の一枚となり,色が抜けた襟を裏返して悪あがきをしましたが,全体に色落ちして,いかにも古びたので,新しいデニム・シャツを買うことにしました。
9年でこれだけ色が変わりました。
(本当に これだけ変わったのか,写真の撮り方が影響しているのか?変わりすぎ。)
これまでのデニム・シャツは Brooks Brothers の \12,000 でした。
現在,Ralph Lauren の同等のシャツなら \16,200,UNIQLO なら 約\3,200(?),無印良品なら ・・・ など比較し,価格とデザインから 「鎌倉シャツ」の ‘Vintage Ivy’(\6,900) としました。
かなり濃い Indigo Blue です。
最近の既製品では珍しい 日本製です。
襟には ‘Back Button’,‘Box Pleat’には ‘Locker Loop’が付いています。
袖の 「剣ボロ」(‘Sleeve Placket’or ‘Gauntlet’) には 「ガントレット・ボタン」(‘Gauntlet Button’)はありません。
当然,「前立て」が付いています。
ディテイル に隙はありません。
*‘Gauntlet’を一般に 「ガントレット」と呼んでいますが,【gˈɔːntlət】 なので 片仮名なら 「ゴーントレット」がより正確です。
興味深いのは Price Tag に ‘$99.00’と 「ポケットの絵」が記されていることです。
敢えての「ポケットの絵」の意味は?
鎌倉シャツは 2012年に N.Y. マディソン街に米国1号店を出し,2015年に同じく N.Y.ブルック・フィールド・プレイスに 2号店を出しています。
1号店を出したとき,「何故,ドレスシャツに胸ポケットがあるのか?」と米国消費者からクレーム(or コメント?)があったと 日本のメディアでも報道されたことを覚えています。
Brooks Brothers のドレスシャツでも胸ポケットがあるにも拘らず,「シャツは下着だからポケットは不要」との理屈のようでした。
以来,ポケット有無を明確に示して ポケット無しのシャツも売られるようになったようです。
英文の Online Shop では このデニム・シャツは下の様に示されています。
‘DETAILS’の欄に ‘Pocket: With’とあります。
背裏のタグの文字色が日本の黒(紺?)に対して 赤なのは,大きめのサイズ ‘N.Y.Fit’を示しているものと思われます。
丈が長めなので,パンツ・アウトで 不自然でないように着るために 何回か洗濯した後,裾を短くする修正を加える予定です。
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