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2017年6月 5日 (月)

語学の天才

テレビ東京に 「世界!ニッポン行きたい人応援団」という番組があり,ここ広島県では半年近く遅れて放送されます。

先日 観たのは 東京では去年の暮れに放送された回で 「津軽弁が好きなオランダの17歳の高校生」が 津軽に行って地域の人と交流するものでした。

この高校生は(記憶に残る範囲では)
・15歳のとき 日本のアニメをTVで観て,日本語の響きに魅せられ日本語の勉強を始めた。   
・勉強は インターネットによる1日,2時間の独習。
  学校や日本語会話教室などでの (日本人)教師によるレッスンを受けたことはない。
・1.5年の勉強で 日本大使館主催の日本語弁論大会で奨励賞受賞。
・日本語能力はー標準語会話
                         漢字を含む読み書き(私が書けないような旧漢字も書ける)
                         津軽弁に興味があり 勉強している。
                         → これは津軽での老人との何の支障もない会話で証明。
                             しかも 津軽弁の個々の語源まで解説。

番組中での彼の日本語(標準語,津軽弁)会話の流暢さに驚き,店の漢字の看板,幟などを何の支障もなく読む能力に感心しました。

世の中には 語学の特別な才能を持つ人間がいることを改めて認識しました。

これで思い出したのはー

(その1)  記憶が確かなら(手許に本が見つからない),マイケル・クライトン(‘Michael Crichton’,1942 ~ 2008’)の SF小説 「タイムライン」(‘Timeline’,1999)に,語学の天才が登場します。初めて接する言語を話す初対面の人間と,酒を酌み交わしながら数時間雑談すれば(とっかかりをどうするのかは不明),その言語を流暢に話すようになれる能力を持った男です。
まさか そんな能力を持つ人間はいないだろうと思っていましたが,17歳のオランダ高校生を見て ひょっとするとーと思いました。

(その2) トム・クランシー(‘Tom Clancy’,1947 ~ 2013)の スパイ小説 「ジャック・ライアン」シリーズの3作目 「クレムリンの枢機卿」(‘Cardinal of the Kremlin’, 1988)に登場する CIA工作員 エミリオ・オーティスは 「この分野では稀にみる才能に恵まれていた。ある言語に二週間もなじむと,どんな方言や訛でも,その土地で育った人間として世界のどこでも通用するほどうまくこなした。」と表現されています。

(その3) 「語学は 本来 独習すべきもの」 という主義で,それを実行する同級生が大学時代にいました。
教養部で 彼は 第二外国語であるドイツ語の講義を最初の1回のみ受講し,その後は1回も出席することはありませんでした。(出欠確認はなかった。その時間,おそらく彼は競技ヨットの練習をしていた。)
そして 試験を受け,成績は クラスでトップでした。   
彼は 何故 初回の講義を受けたのか?出席をとるか否かの確認のため? あるいは 教官が魅力的で聴講するに値するか否かの確認のため?
これは聞き漏らしました。            

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