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2017年7月10日 (月)

新しい 「猿の惑星」が この秋にー

「猿の惑星」の新作 「猿の惑星: 聖戦記」(‘War for the Planet of the Apes’) が 10月に公開されるようです。

チャールトン・ヘストン主演,衝撃的ラストの第一作から 50年経とうとしています。
第一作を観たのは 大学一年のときでした。

001
「猿の惑星」は,その後 続編や 新解釈のシリーズが公開されました。
今作を含んで 9作品 制作されており,3つのシリーズに分けられ,それぞれのシリーズ毎に一人のプロデューサーです。

フランスの小説家 ピエール・ブール(‘Pierre Boulle’,1912~1994)の原作 (「猿の惑星」,‘La Planète des singes’,1963)に基づくものはジェイコブスの1作目(1968)と ザナックの作品(2001)のみです。
他の作品は 映画オリジナルのストーリーで 納得できない作品もありました。

アーサー・P・ジェイコブスArthur P. Jacobs19921973)制作】
1968猿の惑星Planet of the Apes 

1970続・猿の惑星Beneath the Planet of the Apes’

1971新・猿の惑星Escape from the Planet of the Apes
1972 猿の惑星・征服 Conquest of the Planet of the Apes’ 

1973最後の猿の惑星Battle for the Planet of the Apes

リチャード・ダリル・ザナックRichard Darryl Zanuck19342012)制作
2001 猿の惑星 ‘Planet of the Apes
   
(*1968年の第一作の “re-imagining” で作られた。)

【ピーター・チャーニンPeter Chernin1951制作】
2011
猿の惑星:創世記(ジェネシス) ‘
Rise of the Planet of the Apes

2014猿の惑星: 新世紀(ライジング) ‘Dawn of the Planet of the Apes

2017年 猿の惑星: 聖戦記  War for the Planet of the Apes

今作の概要はー

「猿の惑星: 新世紀」の出来事の2年後,シーザーと仲間の猿たちは,人間との戦争に巻きこまれた。猿人口(?)が減少すると,シーザーは,倒れた仲間の報復のために,自身のより暗い本能と葛藤する。猿と人類との遭遇は,彼らを地球の運命を決定する究極の対決に引き込む。

ー とのことです。

原作に基づく 2作品の他は,原作にはなかった 「何故 地球は,猿が(人間を)支配する世界になったのか」を中心に描いています。

原作者 ブールは 仏領インドシナのゴム園で現地人を使う監督をしていて,その後,日本軍の捕虜になって収容所生活をしており,この経験 ー有色人種による白人への逆転支配ー が「猿の惑星」のテーマの基になったという納得できる説がありますが,真偽は不明です。(「猿の惑星」の原作では 「逆転支配」の原因については触れていません。)

これらの映画を観ていると,時折り 無意識に,「人類 対 猿」 を 「白人 対 有色人種」に置き換えていることもあり,辛いものがあります。
映画の根底にある,白人が有色人種より優れているという思想が透けて見える気がして 日本人として 心穏やかならざることがあります。

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