« 世界の人々にとって一番の脅威はISIS,二番目はー | トップページ | ‘Barracuda Jacket’が わからない。 »

2017年8月14日 (月)

日本人の外国語能力の特異性

硬いタイトルですが,要するに 「英語の読み書きはそこそこできても英会話はダメという日本人が多く,これは他国人の傾向と逆である。」と言うことです。特に,日本の,所謂 ‘educated people’の場合,読み書き能力と会話能力の差は,外国人とは逆の方向で大きい人が多いように感じます。

世界的にみれば 外国語の 「会話はできても読み書きはできない」のが普通で,日本に来ている外国人で日本語は喋れても 日本語の読み書きはできない人は多いでしょう。
通常の言語能力は「読み書き」の前に「会話」があるのが普通です。

外国人にとっては 日本人のこの外国語能力の特異性が,すんなりとは理解できないのではないかと思うことを2回経験しています。

オーストラリアに出張中,ニューカッスルから北西端のポートヘッドランドに移動したとき,1日では辿り着けず,途中のパースで1泊し,取引先の会社のパース支社の若い夫婦と夕食を共にしました。
その時,英語のメニューを読んですぐに理解できる料理がほとんどなく,さて,どうしたものかと迷っていると,奥さんが メニューを読んでくれました。彼女としては 発音を聞けば 料理が理解できると考えたのでしょう。しかし,読む(発音する)だけなら 私もできます。読んで発音できても,何を示しているかが分らない人間がいるということが 彼女の経験から考えられなかったようです。

オランダでの仕事が終わり,アムステルダムを歩いて観光していて道に迷いました。
通りかかったカップルに,今いる場所を訊いたところ,男が道の上にある「通り名」のプレートを指さしてくれました。すると 女が男に何か言いました。察するに 「案内プレートを教えても 読めないんだから無駄よ。」ではなかったか?
いえ,大丈夫です。「通り名」は読め,そして地図で場所は分ります。
それにしても オランダ人の長身の故か,爪先立ちしないと届かないほど高い小便器と同様,「通り名」のプレートまで高い位置(?)にあって 気付かなかったのです。

|

« 世界の人々にとって一番の脅威はISIS,二番目はー | トップページ | ‘Barracuda Jacket’が わからない。 »

言葉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 世界の人々にとって一番の脅威はISIS,二番目はー | トップページ | ‘Barracuda Jacket’が わからない。 »