見出しに見る「勘違い」(その321)
「韓国海兵隊,独島防御ための部隊創設を推進」 2017/10/19 中央日報・日本語版
‘韓国海兵隊が現在循環運用中の鬱陵部隊を正規編成し,独島(ドクト、日本名・竹島)を防御する。
海兵隊は10月19日,忠清南道の鶏龍台海軍本部で開かれた国会国防委員会の国政監査業務報告を通じて 「日本や中国など周辺国の上陸戦力増強に先制的に対策を講じている」とし「現在循環式で運用中の鬱陵部隊の編成を推進中」と説明した。
韓国軍は1986年から毎年,前・後半の2回にわたり独島周辺海上で 「外部勢力の侵入を防ぐための」防御訓練を実施している。日本政府はこの訓練が行われるたびに外交経路などを通じて韓国側に抗議してきた。
海兵隊は2018-2020年を目標に独島防御のための鬱陵部隊創設を進めていることが伝えられた。’とのことです。
日本の上陸戦力増強への対策?そんなことをやっている場合ですか。
日本がその気になれば,韓国が何をしようが無駄なこと。
そんなことより,本土防衛に集中すべきときでしょう。
「慰安婦資料 ユネスコ記憶遺産登録の初審査へ=韓日が外交総力戦」 2017/10/22 聯合ニュース・日本語版
‘旧日本軍の慰安婦関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」(記憶遺産)への登録を決める初の審査を前に,韓国や日本など関係国の間で,激しい外交戦が繰り広げられている。
ユネスコで記憶遺産の登録審査を行う国際諮問委員会(IAC)は 10月24~27日,慰安婦資料など約130件の登録審査を行う。
対象には韓国や中国など8ヶ国・地域の14市民団体が申請した慰安婦関連資料2744件が含まれている。今回が初の審査となる。
記憶遺産の登録は IACの勧告を踏まえ,ユネスコ事務局長が最終決定することになっている。
韓国はこの流れで記憶遺産に登録されることが 「最上のシナリオ」とみている。今回の審査で登録勧告が合意に至るよう,最大限の説得と広報を行う計画を立てた。また,IACへの説得とは別途に,ボコバ事務局長に任期内に記憶遺産の登録問題を完了するよう求めている。
しかし,日本政府は分担金の拠出を留保し,ユネスコへの圧力を強めており,状況は芳しくない。
日本はユネスコ予算の分担金の約10% を占めている。先ごろユネスコからの脱退を表明した米国が最多の分担率だが,2011年から分担金の拠出を停止しており,日本は実質最大の分担金拠出国としてユネスコの活動を支えている。日本が10月現在まで分担金を支払っていないのは,慰安婦関連資料の登録反対に向けた「圧力」との見方が多い。
ボコバ事務局長は11月14日に任期満了となる。任期が1ヶ月も残っていない状況で,ボコバ氏がどのような判断を下すかは未知数だ。ボコバ氏が決定を見送れば,次期事務局長に決まっているフランスのオードレ・アズレ前文化相の判断に委ねられることになる。’とのことです。
諮問委員会のアブドラ・アルライシ議長は 今回の審議案件 8件を政治的案件として審査対象から外すようボコバ事務局長に要求しているようです。
国際諮問委員会に 資料の真偽を見極める力がないので当然でしょう。
申請国に騙されて登録したという結果を避けたい気持ちは分ります。
当然の結果として 登録は見合わせとなりました。ユネスコを政治目的に使ってはいけません。
正しい見解は難しい。
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