「国際技能オリンピック」の結果で見る世界。
第44回 国際技能競技大会(WorldSkills Competition)が アラブ首長国連邦アブダビで 10月14日から19日にかけて開催され,中国が獲得金メダル数 15個で,2位 スイス(11個),3位の韓国(8個)を引き離し,初めて首位になりました。(日本は 9位)
正式日本名は 「国際技能競技大会」(厚生労働省による)ですが,通称として 「技能五輪国際大会」,「技能オリンピック国際大会」などとも呼ばれ,1950年にスペインで始まりました。
第1回は スペインとポルトガルの2ヶ国で行われ,日本は 1962年(昭和37年)の11回大会から出場しています。
東京オリンピック前後から,日本が1位になったとの報道を 高校生,大学生の頃にかけてよく目にしたような気がしますが,最近はあまり聞きません。
ーということで 日本が出場した11回からの結果をまとめてみました。
1960年代 日本の高度経済成長期の強さ,その後の韓国の健闘ぶりが分ります。
韓国が日本のコピーだけに頼って成長したのではなく,技能の向上にも力を入れたことが分ります。
そして 今年,中国が初めて1位となりました。
さて,今後は?
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コメント
衝撃的なデータだ。
日本は全然技術大国などではないじゃないか!!!
スポーツのオリンピックだけではなく、技能五輪にも同等以上の力を傾注すべきだ!!!!!!
さもなくば、日本は沈むだろう。否、既に沈みつつあるか!!??
投稿: Kaguya | 2020年4月19日 (日) 13時07分