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2018年2月20日 (火)

韓国のホテルに泊まるときは 覚悟して ー 。

2月14日付け 朝鮮日報・日本語版に 「5つ星でも信じられない衛生状態,韓国ホテルが不安一掃に躍起」の見出しと,サブ見出し 「『便器磨きスポンジでコップ洗い』 一流ホテルにトイレ掃除専門スタッフ」の記事がありました。

先日来 報道されているようですが,韓国のTV番組で ソウルの三つの一流ホテルに泊まって,隠しカメラを仕掛け撮影した映像を放送し,その想像を超える清掃実態に,驚きと非難の声が挙がっているーとういうものです。

今回の記事では その後の対策等について次のように書いています。

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ソウル市内の一流ホテルの衛生状態に問題があると先日報道されて以来,「5つ星でも信じられない」という声が上がっている。中国や日本などの海外メディアでも報じられ,波紋はさらに広がりつつある。・・・
   問題になったなホテルでは このほど,トイレ掃除担当スタッフや中央洗浄室スタッフを追加採用した。このホテルでは便器を磨いたスポンジで客室のコップも洗い,問題になっていた。報道後,トイレ・バスルーム清掃スタッフをトイレ担当とバスルーム担当に分け,掃除道具を兼用しないよう新たなマニュアルを作成した。コップは中央洗浄室で一括管理する方式に変えた。各客室に殺菌消毒器も設置する。13日に客室の半数に設置し,残りは旧正月以降に設置することにした。設置前は使い捨て品を提供する予定だ。定期衛生検査の結果は公式ホームページなどで公表する方針だ。
   別のホテルではベッドルーム清掃・寝具整理・トイレ清掃スタッフを別々に配置することにした。トイレ掃除をしていたスタッフが寝具などに触れないようにしたものだ。このホテルの関係者は「衛生が最も重要だと考え,最も効率的なマニュアルを準備しているところだ」と言った。さらに別のホテルでは,これまでの清掃スタッフ1人に加えて,食器洗い専門スタッフと,客室内の備品を回収・補充するスタッフを追加配置する予定だ。スタッフの定期教育も月に2回から4回に増やし、衛生状態の監視を強化する。
    今回の一流ホテル衛生問題はスタッフ個人の職業倫理の問題だと指摘する声がある。各ホテルでは清掃スタッフが任意の判断でできる部分を極力減らし,マニュアルをより細かくした。・・・ 客室内の備品の汚染度を測定する機械を新たに購入し、毎日洗えないカーペットや家具についても汚染度の適正基準を作成している。
 ・・・
  今回の報道をきっかけに問題となったホテル以外でも衛生マニュアルを変更している。ソウル市内の一流ホテル10カ所に連絡したところ,9カ所でマニュアルを再整備したり,スタッフ・設備などを補強したりしていた。ホテルの衛生問題が報道されて以降,「このホテルは大丈夫なのか」という問い合わせが相次いでいるためだ。
  ソウル市内のある5つ星ホテルの関係者は「『どのように掃除しているのか』『全体的な清掃の流れを教えてほしい』というお得意様からのお問い合わせ電話が頻繁にかかってくる。ガイドラインや作業プロセス、改善された衛生マニュアルについてお伝えしている」と言った。ソウル市江南区内の5つ星ホテルは「このほど汚染度測定機器を新たに購入した。今後は週2回,食器・リネン・電話機などの汚染度をチェックする予定だ」としている。

(転載了)
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韓国では 昨年,「公衆トイレ内のごみ箱を廃止し,『使用済みトイレット・ペーパーはトイレに流すように』 と掲示された ・・・ 」などと報道され,衛生面でも 精一杯先進国に近付こうとしていると思っていましたが,まだ 一流ホテルの公式ホームページで 「定期衛生検査の結果」を公表することが,信用されるためには必要な状態のようです。

マニュアルには 「トイレとコップを同じスポンジで洗わない。」,「客の使用済みタオルでコップを拭かない。」などと示しているのでしょうか。
これら 先進国の大人なら(子供でも)当然のことも,大人の,職業人に,マニュアルで示す必要がある国のようです。

スタッフ個人の職業倫理の問題というより,マニュアル以前の,個人の衛生観念の問題であり,おそらく 子供の頃から 家庭で身に付けるべき衛生観念が欠如している, あるいは 先進国とは異なった基準で育っている可能性を感じます。

それとも,発覚しなければ (and/or) 人が見ていなければ (and/or) 外観に問題なければ,何をしても構わないという国民性の問題があるのでしょうか。

一流ホテルで このような状態です(だった)から,韓国に旅行する方は,見えない所では 何をしているか,何をされているか分らない国との覚悟が必要なようです。

食べ物屋に隠しカメラをしかけたら もっと驚くべき,震撼する結果になるかも知れません。

参考までに 韓国の飲食店における客の残り物の「使い回し」に対する規制は次のとおりです。
  ・2009年に 食品衛生法で 「使い回し」を全面的に禁止。(それまでは やり放題?)
  ・その後,飲食店からの強い反発で 2011年に上記食品衛生法を次のように改正。
    *客が残した料理(残飯)の『使い回し』 を認める食材としてー
    (1)サンチュ,レタス,生ニンニク,パセリ,エゴマの葉,ミニトマト,他生野菜などタレにつけたり,調理されておらず洗えば済むもの
    (2)バナナ,ブドウ,皮がむかれていない果物,エンドウ豆,皮をむいていないウズラの卵など,皮がむかれてないものや他の食材に接触していないもの
    (3)キムチやカクテキなどふたがついた容器に入り,客が摂取した分だけ量が減ったもの

この法律に違反しても 1年間に3回までの摘発に対しては罰則がないので,ほとんど風習とも言える長年の習慣に逆らって,韓国人が どの程度遵守することが可能なのか,相当な疑問を拭い得ません。

以上より,結論としては,見ても そこに至る経過は分りようがなく,注意しても無駄となり,覚悟が必要ということです。

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