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2018年5月 1日 (火)

「ピンセット」の代わりになるものは?

BS DlifeTVドラマ「エレメンタリー  ホームズ & ワトソン in N.Y.」(Elementary)の中で,ホームズが地中から掘り出した死体の首の傷口から 「蠅の蛹」を摘み採るのに 割り箸を使うシーンがありました。

ホームズは死体を運んだ部屋を見回し,いくつかの引き出しを開けて 割り箸を見つけてこれを使ったのです。

直接 手指で触る(摘む)ことが躊躇われ,ピンセットが手に入らない時,応急的に使える物として 「箸」と 「箸を使う技」がありました。
小さな対象物を,力の加減をしながら,周囲に影響を与えず,正確に摘むことができます。

他に何があるか,西洋のどの家庭にもあって 摘むことができるのは トング(Tongs)くらいしか思いつかず,この大雑把な道具はピンセットの代わりにはなりそうもありません。

最近の日本では 箸の持ち方が乱れています。
ペンの持ち方がおかしくなり,さらに箸の持ち方に伝染したかのようです。

Chopstick_holdingPen_holding










特に,親指の先,少なくとも関節より先を,上側の箸の支持点としておらず,伸びた親指が人差し指から突き出ている人を,プロの料理人においてさえ 多く見かけるようになっています。繊細な力の加減が可能なのか疑問です。
この優秀な,ピンセットの代わりにもなる繊細な道具を,繊細に使える技術を伴いつつ継承したいものです。

関係ありませんが,私の少ない経験では,海外の和食レストランでは 「箸」を使うのは原則と思われますが,海外の中国料理のレストランは 「箸」には拘らず,ナイフとフォークが当たり前で,初めから 「箸」が準備されてない店があります。
昔(40年前),リスボンの中国料理レストランで 「箸」を頼んだら しばらくして 「菜箸」のような長い箸(元々 中国の箸は長いがー)を持ってこられたことがあります。客用の箸を準備してないようでした。

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