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2018年5月22日 (火)

「デニム」と 「ダンガリー」と 「シャンブレー」の違いは?

多くは インディゴ・ブルー(indigo blue)に染められている デニム(denim),ダンガリー(dungaree),シャンブレー(chambray)のシャツは オフ用には欠かせません。

しかし,この3種類の生地は何が違っていて,外観でどう違いを見分けるか,となると自信がありません。
生地の厚い順に デニム,ダンガリー,シャンブレーというのが感覚的なものです。

諸々の資料を見ると,各生地の織り方と,使用する色糸は次表に示すとおりです。

Table
デニムとダンガリーは縦糸(経糸)と横糸(緯糸)に対する色糸の使い方が反対ですが,織り方は 「綾織(twill)」です。
シャンブレーは 「平織(plain weave)」で 他の二つとは明確に違います。

PhotoPhoto_2


シャツの袖を捲った写真でわかるように,左のシャンブレー(無印良品:‘オーガニックコットンシャンブレーボタンダウンシャツ’)は裏地はほぼ表と同じですが,右の デニム(鎌倉シャツ:‘VINTAGE IVY シャツ デニムボタンダウン’)の裏は表に比べ白っぽい色なので違いが分ります。

しかし,デニムとダンガリーの見た目の違いがよく分りません。

Wikipedia の “Dungaree”に ‘Dungaree vs. denim’という項があり,その説明にはー

Dungaree is an earlier term for denim. Typically only the warp threads are pre-dyed with the traditional colouring agent indigo, the weft threads are left uncoloured (white), resulting in the unique fade patterns of the fabric.
ダンガリーはデニムの初期の用語です。 通常は,経糸だけが伝統的な染色剤のインディゴで予め染色され,横糸(緯糸)は生成りのまま残され(白色),独特のフェード・パターンの布地である。
Denim however refers to cotton twill which may be warp dyed, undyed, or dyed after weaving. Denim may be 2x1 or 3x1 twill. It's unclear what types of twill dungaree fabric were available in traditionally.
しかし,デニムとは,経糸が染色された,あるいは 染色されず,または織った後に染色された綿ツイルをいう。 デニムには,2x1 または 3x1のツイルがある。 どのようなタイプのツイル・ダンガリー生地が伝統的に利用可能であったかは不明である。’とあります。

*ここで ‘2×1,3×1’は 「経糸が 2本もしく3本の横糸の上を通過した後,1本の横糸の下を通過することを繰り返して織られもの」を意味します。

結局のところ,「デニム」と 「ダンガリー」の外観の違いがあるのか,ないのか よく分りません。
言えることは,少なくとも,「シャンブレー」は区別がつき, 他の二つ(一つ?)よりは ドレッシーと言えるー です。

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