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2018年6月20日 (水)

シンガポールの ‘Luxury Hotel’は?

世界が大騒ぎしたわりに具体的成果に乏しかった 6月12日 シンガポールで行われた米朝首脳会談で使われたホテルは ‘Capella Sigapore’,宿泊は トランプ大統領が ‘Shangri-La Hotel Singapore’,金正恩委員長が ‘The St. Regis Singapore’でした。
シンガポールの数多くの高級ホテルの中から これらのホテルを選ぶにあたっては,恐らく 保安上の理由が優先されたものと思います。

観光立国のシンガポールにいくつホテルがあるか知りませんが 5つ星クラスのトップクラスにどんなホテルがあるか,いくつかのサイトに示された Best 10 or 15 をピックアップしてみました。
各サイトのランキングで 3位以内のホテルにブルーで色付けしています。
当然,上記 3つのホテルは含まれています。

Luxury_hoels_in_singapore_a_2
シンガポールには仕事で数回行き,延べ1ヶ月ほど滞在したことがありますが,仕事なので 当然,これら高級ホテルではなく ビジネス用のホテル,それでも ビジネス・フロアの専用ラウンジでいつでもアルコールを含む飲み物がフリーのホテルでした。

プライベートでシンガポールに行ったのは 9年前の1回のみ,60歳の定年記念旅行で 4泊5日滞在しました。

この時,宿泊ホテルは迷うことなく ‘Raffles’を選びました。
上記のリストでは かなり上位にランク付けされています。
他の近代的ホテルは どの国でも,日本でも,その系列ホテルと変わったものではないと思い,シンガポールらしい,コロニアル様式のホテルを体験したかったのが理由です。
本来なら 1週間以上滞在,というのが理想ですが,諸般の理由でそうもできませんでした。

Raffles Hotel は1887年に “Beach House”という名前で10室のバンガローホテルとして開業し,1899年に 現在の場所に コロニアル様式の建物が完成し,現在に至っています。当時は 「スエズ運河以東で もっともすばらしい設備のホテル」と ヨーロッパの人々に言われ,現在でも 世界のホテル・ランキングに度々現われる,特に 欧米人には憧れのホテルのようです。但し,1930年代までは アジア人は泊まれませんでした。
残念なのは 日本軍がシンガポール占領中,このホテルを接収し,それ以前の著名な宿泊者のサインなどの資料を廃棄したことです。

部屋数は,シンガポールの5つ星ホテルでもっとも少ない103室で 全てSuite,部屋の種類は 大きく分けると 2種類+αがあります。

  • Courtyard Suites : 最もスタンダードな部屋です。
  • Palm Court Suites : 宿泊客しか入れない “Palm Court” を囲むように配置された部屋です。私は “Courtyard Suite” を予約していましたが,“Palm Court Suite” にUp-Gradeしてもらいました。この2種類の Standard Suites で 合計 96室です。

この2つのSuitesの中に,宿泊した著名人の名を冠した “Personality Suites” が12室あり,私が泊まった Palm Court Suite 211号室の隣の212号室は “Charlie Chaplin Suite” でした。
+αの部屋は 更にグレードが高く,今年(2018年)一杯 ホテル全体が改装中(休業)というので,この中にあるのかも知れません。

Singapore_01ここは,他のホテルと違って,宿泊客でないと 入り難く,玄関に近付くと,右の写真で 家人と並んでいるような長身のインド人ドア・マンから 声を掛けられます。
How can I help you,sir?

これは 「いらっしゃいませ」の意味なのか,咄嗟に 何と答えればいいか,難しいところですが,チェックインしたときに部屋付きのバトラーに,「このホテルの宿泊客は ‘Guest’ではなく ‘Resident’(居住者)と呼ばれる。」と聞いていたのでー
We are residents here.” と言い,更に 部屋番号まで伝えて ドアを開けてもらいました。
1週間以上,理想的には1ヶ月間滞在すれば 堂々たる ‘Resident’でしょうが,4泊で ‘Resident’は ・・・  やや恥ずかしいところでした。

Singapore_05Singapore_02







Singapore_04_2Singapore_09Singapore_12
Singapore_06Palm Court” を囲むように配置された部屋の前の回廊にはテーブルとイスが置かれていて,バトラーに持ってきてもらった お茶を飲んでゆっくり過ごせます。

左は 朝,観光に出掛けるとき,掃除をしているスタッフと立ち話をしている家人です。
床はチーク材です。

現在,Wikipedia によれば 「1室1泊あたりの料金は,コートヤード・スイートで約12万円,パーム・コート・スイートで約13万円(いずれも時期により変動あり)で,シンガポールのホテルの中で客室の料金が一番高く,他のシンガポールの最高級ホテルと比べて,最低でも約2倍高く設定されている。」とあります。

このときは 奮発して(?) 往復 ビジネス・クラスにするため,姑息にも 往復をキャセイパシフィック航空の香港乗り換えとしました。

【追記】最後の出張時に泊まったシンガポールのホテルでー
・仕事が早く終わった日に,他に客がいないビジネス・フロアのラウンジで新人の若い女性のラウンジ・マネージャーと雑談をして,彼女が中国系で ベトナムから来た(移民?)ばかりと知る。「アオザイが似合いそうだ。」と言うと 次の日,ベトナム時代のアオザイを着た写真を見せてくれた。
・ある日,彼女に「ジンジャーエール」を頼むと 「作り方がわからない。」と言う。
「作る必要なし。ボトルそのまま。」と言うと,パントリーに来てくれ,どれか教えてくれ,とのこと。
ベトナムには 「ジンジャーエール」がない?
・帰国の日,深夜発の便で,昼までに エキストラチャージなしでチェックアウトし,荷物をホテルに預かってもらって 外で昼食,少し繁華街を歩いて 暑さに負けてホテルに戻り,ロビーで本を読んでいると,彼女が現れて何をしているのかと訊くのでー
I'm going back to Japan Tonight. And ・・・  ” と状況を話すと,デスクにもどって 何やら書いた紙を持ってきて,「これを見せれば バーで何でも好きなだけ飲めます。」 チェックアウト済みの客に気を遣ってくれた。

Luxuryホテルではありませんが,親しみやすく,気の利いたスタッフがいました。

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