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2018年7月12日 (木)

「電車の xx 秒早い発車」に対する公式謝罪の海外メディアの見方

6月8日,朝日新聞の,「時の記念日」(6月10日)に因んだ 「天声人語」に 「・・・ 電車が定刻より20秒早く出発し,鉄道会社が 『おわび』した。そのニュースは海外を駆けめぐった。・・・ 」とあり,この出来事を初めて知りました。

2017年11月14日 秋葉原発守谷行きの「つくばエクスプレス」の普通列車が南流山駅を発車予定時刻 9時44分40秒より20秒早い 9時44分20秒に出発したことに対して,同日 「首都圏新都市鉄道」がホームページに謝罪文を掲載したというものです。
利用者が認識している発車時刻は 9時44分で,秒単位の発車時刻は ほとんどの人が知らないので 不都合はないと思われます。

さらに 先月 5月11日,東海道本線(JR琵琶湖線)能登川駅で 下り米原発の西明石行き新快速電車が,予定発車時刻 7時12分0秒に対して,25秒早い7時11分35秒に発車していたとしてJR西日本が謝罪文を発表しています。

「つくばエクスプレス」の場合,フォームに乗り損ねた乗客はいなかったようですが,「JR西日本」の場合,乗ろうとしていた乗客を一人残して発車したようで謝罪の理由はあったようです。

このニュースは日本国内よりも むしろ海外で多く伝えられ,BBC Newsは 2件とも取り上げています。

ここでは 後者の報道を転載します。

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BBC News17 May 2018 付 ‘Japanese train departs 25 seconds early - again 「日本の電車,またしても 25秒早く出発」 の見出しです。

A Japanese rail company has apologised after a train left a station 25 seconds early, the second such case in months.
日本の鉄道会社は,列車が25秒早く出発したことで謝罪した,この数ヶ月間で2度目のケース。

The operator said the “great inconvenience we placed upon our customers was truly inexcusable”.
運行会社は,「私たちが顧客に与えた大きな迷惑は,本当に弁解できないものです。」と述べた。

・・・ 

As was to be expected, social media has been making the most of the story.
予想される通り,ソーシャル・メディアはこの話に飛びついた。

According to Japan Today, the train conductor thought his train was scheduled to leave Notogawa Station at 07:11 instead of the actual scheduled time of 07:12 on Friday.
現時点の日本の情報によると,電車の車掌は,実際に予定されていた金曜日の07時12分ではなく,能登川駅を07時11分出発予定と考えた。

After closing the doors to the commuter train one minute early he realised his mistake and still could have averted the looming embarrassment.
通勤電車のドアを1分早く閉めた後,彼は自分の間違いに気付いたので,後に予想される決まり悪さを回避することは可能だった。

But as he couldn't spot any waiting passengers on the platform, he decided to go head and leave early - rolling out of the station 25 seconds ahead of time.
しかし,プラットフォーム上で待っている乗客を彼は見つけることができなかったので,そのまま出発することを決め,25秒前に駅を離れた。

Japanese trains have a reputation for extreme punctuality, and it turned out that there were indeed still people hoping to get onboard.
日本の列車は優れた時間厳守で評判であるが,実際に まだ電車に乗ろうとしている人がいたことが分った。

Left on the platform, they complained to the rail operator and an official apology was issued shortly afterwards.
プラットフォーム上に残された彼らは,鉄道事業者に苦情を申し立て,まもなく正式な謝罪が行われた。

In the case last November,  management on the Tsukuba Express line between Tokyo and the city of Tsukuba said they “sincerely apologise for the inconvenience” caused.
昨年11月の場合,東京・つくば市間のつくばエクスプレスラインの運行者は,「誠にお詫び申し上げます」と言った。

Back then the mishap was also caused by the conductor mixing up departure times - though no passenger was left behind.
当時の事故も,出発時刻を混同したことによって引き起こされたーしかし,乗ろうとしている乗客を残してはいなかった。

(転載了)
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両ケースとも 数分おきに電車があるのに 謝罪するのは,分単位で生活するのが当たり前と電車運行者も考えているからでしょう。

少なくとも世界標準では ないようです。
これらの海外の報道の心は 果たして 礼賛なのか,嘲笑なのか,やや疑問です。

物事には 程度が重要です。

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