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2018年7月 1日 (日)

ポーランド戦に対する報道のひとつ

FIFA ワールドカップ,6月28日,1次リーグ H組 最終「日本 - ポーランド」戦で,同時刻に行なわれていた 「セネガル - コロンビア」戦の経過から,試合のラスト約10分を,負けているのにも拘らず,ボールをキープしたまま攻撃せずパス回しし,カウンター・アタックによる失点と イエローカードをもらうの避け,同順位になるであろうセネガルに イエローカード枚数による フェアプレー・ルールで勝って決勝トーナメント行きを狙って成功した西野監督の作戦に対して,海外のメディアも様々な報道を繰り広げました。

ここでは 事実のみをクールに伝えている ‘The Guardian,International28 Jun. 付けの見出し ‘Japan manager Akira Nishino admits his own negative tactics left him unhappy
「日本の西野 朗監督は,自分の消極的戦術が彼自身をアンハッピーにしたことを認める」の記事を翻訳紹介します。

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日本の西野朗 監督は,ポーランドとの試合の最後の10分間の戦術が 「非常に残念(very regrettable)」であり,負けているのも拘らず,攻撃を試みることなくボールをキープし,その場に留まる(stay put)ように選手に指示した後,アンハッピーに感じていたことを認めた。

西野監督は,サマーラで行われていた別の試合ーコロンビアがセネガルに 1-0 でリードしており,日本がこれ以上点を入れられないか,イエロー・カードを受けない限り,フェアプレー・ルールで日本が1次リーグを通過するーに委ねる (“rely on the other match”)ことを決めた。

セネガルと勝ち点,ゴール差,得点などで等しかった日本は,イエローカードが2枚少なかったので,最後の16チームに入った。

・・・

「勿論,これは非常に難しい決断だった。」と西野監督は述べた。 「我々はゴールを許したが,時間が経過して コロンビアがリードして もう一つの試合が動いた。
私が 長谷部誠を 82分に入れたとき,彼に思いを伝えた 『ハイ・リスクをさけろ。』 イエロー・カードをもらわないようにして,4-1-4-1 のディフェンスとするように伝えた後,私は彼に,チーム全員に 『その場に留まる(stay put)ように』と伝えるように言った。

我々は他の目標に譲歩することはできなかった。 だから,時間の経過とともに,その場に留まることが私の決断となり,長谷部を入れた時,それが最終メッセージとなった。

私はこのことに関してあまりハッピーではないが,選手たちに私が言ったことを強いた。 我々は勝ちに行かず,他の試合結果に委ねた。

私は少しだけ残念だったと思っているが,あの時点で他のプランはなかったと思う。 ワールドカップでは,こうしたことが起こるものだ。 そして,我々は進んだ。だから,おそらく正しい決断だったのだろう。」

セネガルの監督 アリュー・シセ(Aliou Cissé)は,彼のチームを通過させなかったルールについて不平を言わなかった。 「これは試合の法則だ。」と シセは語った。
「我々がそれに値するものではなかったので資格がなかっただけだ。
これが人生だ。 決められた多くのルールがあり,我々はそれを尊重しなければならない。 我々は全力を尽くしており,おそらく我々は全力をつくしているから,イエローカードが増える。」

(転載了)
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監督の談話をそのまま伝えており,批判的コメント等は 一切なく,あえて 批判を煽るような文章はありません。
読者が判断すればよい,との考えでしょう。

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