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2018年8月16日 (木)

朝日新聞の再回答も ほぼ内容無し。

7月25日の弊ブログ 「以上から,英語表現に関する申し入れに応じることはできません。」で ケント・ギルバートさんを代表とする組織が7月6日に朝日新聞宛てに 朝日新聞の英語版で,慰安婦の意味で使われている “forced to provided sex” が誤解を招く表現として   “comfort women who worked in brothels regulated by the military authorities”と,説明的表現にすべきではないか,の主旨(下記 4項目)の申し入れを提出し,朝日新聞は これに対して 7月23日付け 広報部長名で,4項目の申し入れに対する言い訳,あるいは否定する回答文を並べ,回答の最後に 「以上から,英語表現に関する申し入れに応じることはできません。」 の回答をした,と書きました。

7月6日の朝日新聞への申し入れ内容は :

  1. 今後,“forced to provide sex” の表現をを使用しないこと
  2. 吉田証言が虚偽であり,記事を撤回した事実を改めて英文で告知すること
  3. もし,前記表現が軍隊による物理的強制連行や性奴隷化を意味しないと主張するな
ら,具体的に,「性行為を強制された(forced to provide sex)」とは何を意味するの
か 明確に説明すること。
  4. 今後慰安婦の説明的表現を追加するなら,comfort women who worked in brothels
regulated by the military authorities
などの表現を使用すること。

ーでした。

ケント・ギルバートさん側は 7月23日付け 朝日新聞の,上記申し入れを拒否する回答に対して,7月26日,次の3項目を含む再質問状を朝日新聞に提出し,明確な回答を求めました。

  (1)回答書の「人権に配慮し」との人権は,誰の人権を意味するのか
  (2)吉田清治氏関連の記事撤回について,これ以上,世界に広まった誤解を解消する努力をする意思はない,という理解でいいか
  (3)問題の英語表現で,「女性の意に反して性行為をさせた」のは誰なのか

これに対して,朝日新聞は 8月3日,「基本的には前回お送りした回答で意を尽くしている」,「個々の状況や文脈に応じてその都度,判断してまいりたいと考えています」 という再回答書を,広報部長名で出した,とのことです。
自身の考え,方針が明確なら 回答は難しいものとは思えませんが 答える必要性を感じないと表明しました。

意を尽くしているとは思えないので再質問したものに対するこの回答は,これ以上,あなた方の質問に答えるつもりはない,否定も肯定もしない,という意思を明確にした,ということのようです。

大新聞社の,熟考結果の方針なので 間違いはないでしょう。

ケント・ギルバート氏らは8月6日,朝日新聞が修正に応じないまま 「軍隊による組織的強制」を連想させる表現を使い続けているとして,「無責任で反社会的な行為だ」と強く批判する声明を発表し,「大手言論機関として責任ある態度で公正な報道」を心がけることも要請しました。
当然,朝日新聞は無視でしょう。

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コメント

はじめまして こんにちは。
アトと申します。

もともとフィルソン マッキーノが欲しくていろいろ検索する内にファッションの分野からこのblogにたどり着きました。

でもさまざまな分野の記事も内容が深くて勉強になります。
失礼ながらだいぶ前の記事にコメントや質問させていただくかも知れませんが・・・

年代はたぶん子ども世代なのでまたいろいろ勉強させて頂きます。ブログがんばってください!

投稿: あと | 2018年8月16日 (木) 14時44分

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