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2018年8月20日 (月)

弁護士は接見室から 黙って退出した。

8月12日,大阪・富田林署から逃亡した樋田容疑者が 1週間経って まだ捕まりません。

大阪府警は 接見した弁護士が退出して 1時間40分間 気付かず,樋田容疑者を接見室から留置場に移さなかったこと,接見室の退出ドアのブザーの電池を抜いていたこと,仕切りのアクリル板のフレームへの留め方に不備があったこと,発覚して 9時間,事態を報じなかったことなどの失態から 「躍起になって」 3,000人もの捜査員が探しているとのことですが,見つかりません。

警察の失態については 様々に論じられていますが,不思議なことに 接見した後,容疑者を一人にして黙って(署員に告げず)退出した弁護士に対して ほとんど非難の声が聞こえてきません。

警察の失態は明らかですが,私が気になるのは 弁護士が退出する時,警察署の誰にも告げなかったことで,このケースでなくとも 正式な訪問先から退出するときに 黙って退出するなど大人の常識ではありえないことです。
ルール以前の マナーの問題です。
更に,あるニュース・ショーで,弁護士のコメンテーターが,「接見した弁護士が黙って(警察署員に告げないで)退出するのは普通のこと」と言い放つのを聞いて驚きました。
そのコメンテーターの自信溢れるコメントは どこからくるのでしょうか。

接見終了後,容疑者を接見室から留置場に移すのは 「接見が終わったことに気付いたら 警察がやるもの,警察の責任。」 と言っているようなもので,この無責任さは弁護士には普通のことなのでしょうか?

弁護士は,樋田容疑者に 「接見終了は自分が署員に伝えるので,そのまま退出してほしい。」 と言われて そのとおりにした,と言っているようで,正気の沙汰とは思えません。
もし,事実であっても,子供の言い訳にもならないことなので,真面な神経の大人なら 恥ずかしいので黙っておくのが普通でしょう。

大阪府民に迷惑をかけていることに対して この弁護士自身 および 弁護士会は 何か言うことはないのでしょうか? 反省はないのでしょうか?

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