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2018年9月18日 (火)

個人的に一度も持つことなく FAXは 過去の遺物になった?

最近,「FAXで 資料を送りたいのですが・・・ 」 と言われました。
リタイアして 5年弱,現在の会社での使用状況は分りませんが,この時代に 一般家庭で FAX所有を当然のように言われるとは思ってもみませんでした。

この時代でなくとも,我が家には結婚37年間(それ以前の独身時代を含め),FAX(ファクシミリ)機を保有したことは一度もありませんでした。 便利さを享受できなかったかも知れませんが,不便さを感じたことはありません。

現在の 20代,30代は FAXへの馴染みが薄いとのことで,スミソニアン博物館には すでに産業遺産として FAX Machine が陳列されているといいます。
世界的には ほとんど使われていないのですが,例外的に日本では依然 現役とのことです。何故か,日本特有の現象のようです。

1972年 就職した時,まだFAX(業務の使用に耐える)は存在しませんでした。

海外輸出を主とする製造業で,海外から 不具合/破損状況を緊急に受け取って検討・対策処理が必要な職場で,TELEX(電報)による文章の状況説明の解読には苦労しましたが,1970年代後半に FAXが出現して 図面,写真を受け取れるようになり 画期的に便利になりました。

20年ほど FAXの時代が続き,1990年代半ばに インターネットが使われるようになり,デジタル・カメラの画像が瞬時に送られてくるようになって現在に至っています。

すなわち FAXが不要になって既に20年が経過しています。
デジカメと スキャナーをインターネットと合わせれば FAXの必要性は認められません。

一般家庭における FAX機の普及率推移(総務省データによる)を下図に示します。

Photo
一般家庭での最大の普及率は 2009年,最高で 57.1%,現在 2017年で 35.3% です。
世帯の年齢によって 普及率は異なり 50代~70代は40%以上,70歳~74歳が最大の 49.7% で,20代世帯:1.3%,30代世帯:11.3%,40代世帯:35.1% と 若い世帯ほど 普及率は低くなっています。
高齢層は かつて持っていたものをそのまま置いているということで,今後,世帯の年齢層が移っていけば普及率は落ちていく一方でしょう。

それにしても 世界的には過去の産業遺産になっている ファクシミリが日本では現役なのは面白いものです。

ところで 現役時代,仕事で米国人と話しているとき, 例えば  “We are going to send the detail drawings by FAX.” と言うときは,母音の発音には注意して,米国人を驚かせないよう注意しました。
他の発音はいい加減でも,ここだけは 正しく “æ” と発音し,“ʌ”と発音してはいけません。

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