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2018年9月 8日 (土)

Is President Trump ‘Idiot’?

9月11日に トランプ大統領の,主に愚かさを書いた内幕本,所謂 暴露本が出版されるようで,著者とその内容とから 既に話題になっています。

Cover著者は ワシントン・ポスト紙の編集主幹で,ウォーターゲート事件を暴いて ピューリッツァー賞を受賞した2人の記者の1人である ボブ・ウッドワード(‘Bob Woodward’,1943~,映画 “大統領の陰謀” で ロバート・レッドフォードが演じた)で,タイトルは “Fear: Trump in the White House”(「恐怖:ホワイトハウスのトランプ」)です。

この本について ‘The Washington Post’ (Sept.4,2018) が オピニオン記事として  “Woodward’s reporting reveals that in Trump’s world, everybody hates everybody” (ウッドワードの報告によれば,トランプの世界では 誰もが 誰をも憎む)のタイトルで掲載していました。

この記事を 下記 部分的に翻訳転載します。
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ポスト紙のボブ・ウッドワードが,トランプ大統領の「恐怖:ホワイトハウスのトランプ」という本をすぐにリリースする予定で,我々は その内容に関して最初の情報を得ている。

ホワイトハウスに関する多くのインサイダーの記述のように,おそらく狂気が限度を超えている(turned up to 11)が,それは衝撃的であると同時にあなたが予想していたものと変わらないと思われる。

しかし,最も明確になっているのは あらゆる方向に飛んで行く 信じられないほどの量の軽蔑である。トランプ大統領体制は全てに対する全ての戦争である。

ポスト紙の要約とCNNの別の記事の両方から取り上げた,この本のハイライトをいくつか見てみよう:

  ✓ジェームズ・マティス国防長官は,韓国における米軍の存在が 第三次世界大戦の防止に役立っていることを トランプ氏に説明した後,側近に対して 大声で怒りながら,大統領は小学5,6年生の理解力しかないような行動をとると告げた。

  ✓ある会議で,首席補佐官のジョン F. ケリーは,大統領について 「彼は馬鹿だ(idiot)。 彼に何かを納得させようと努めるのは無意味。彼は常軌を逸している(gone off the rails)。 我々は クレイジー・タウンにいる。何故,我々がここにいるのかさえ分らない。私が今まで関わった最悪の仕事だ」と語った。

  ✓トランプは,秘書官のロブ・ポーターに,ポーターのボスである首席補佐官 ラインス・プリーバス(ケリー補佐官の前任者)が 「小さなラットのようだ。あちこち走り回っているだけ。」と言い,ラインを無視するように伝えた。

  ✓トランプは 元国家安全保障担当大統領補佐官,H.R. マクスターを 陰で馬鹿にし,彼の真似をして,彼のスーツを侮辱した。

  ✓トランプは 商務長官 ウィルバー・ロスに言った。「私はあなたを信用してない。 私はあなたに 如何なる交渉もさせたくない。・・・ あなたは全盛期(prime)を過ぎている。」

  ✓経済担当大統領補佐官のゲイリー・コーンは,韓国との貿易協定の破棄など,コーンが考える馬鹿げたことをトランプにさせないように,トランプの机から書類を盗んだが,トランプは全く気付かなかった。

  ✓コーンは大統領を 「プロの嘘つき」と見なすようになり,トランプがシャーロッツビルの白人優位主義者を称賛した後,辞任しようとした。 トランプは 「これは反逆だ」と述べ,コーン氏は退任した。

  ✓トランプの筆頭弁護士,ジョン・ダウドは特別検察官 ロバート・S・ミューラー3世とのインタビューのために トランプと練習セッションを行った後,ミューラーに トランプがインタビューを受けなかった理由を伝えた。 「私が傍に座っていながら,彼の馬鹿さ加減を見せたくなかった。もし,インタビューを受けたらトランプは “orange jump suit”(囚人服)を着ることになっていただろう。」

  ✓ダウドは言った。 「ワシントンではすべてが漏洩するので 記録が出回っている。海外の人たちは 『私は 彼が馬鹿(idiot)だと言った。 私は彼が大間抜け(dumbbell)であると言った。 私たちはこの馬鹿をどう扱えばいいの?』と言っている。」

  ✓ダウトはまた,トランプを 「とんでもない嘘つき」(f—ing liar)と呼んでいた。トランプの最初の国務長官であるレックス・ティラーソンは,トランプを 「とんでもない能無し」(f—ing moron)と呼んでいたと伝えられていたことが思い出されるだろう。

  ✓トランプは,ジェフ・セッションズ司法長官のことを 「この男は知的障害者(mentally retarded)だ。彼は愚かな南部人だ。・・・ 彼はアラバマ州の田舎弁護士にさえなれない。」と言った。

  ✓だから,これが,トランプの上級補佐官の多くが,彼が変人(erratic)で,不安定(unhinged)で,危険な,何にもまして馬鹿だと思っているホワイトハウスである。

  ✓ 逆に,トランプは 彼らのいないところで(behind their backs),あるいは面と向かって,同じように彼らを軽蔑し(disdain),侮辱し(insult),嘲笑する(mock)。

これは過去のことではない - 他の大統領がスタッフの一人か二人に問題を抱えていたかも知れないし,職員の中には不満を感じていた人もいたかも知れないが,現在のように相互軽蔑の状態であったことはなかったと言っても間違いではない。

・・・

ここにトランプが それほど前ではなく,ウェストバージニア州で言ったことを紹介する。:

〇私は いつも 彼らが言うときが嫌い。エリートは私がやっていることに行かないように決めている。

〇私は言った。私は彼らより多くのお金を持っている。私は彼らよりもはるかに優れた教育を受けている。

〇私は彼らよりもスマートだ。彼らよりも はるかに美しい家をたくさん持っている。私は五番街の上により良いアパートを持っている。なぜ彼らがエリートなのか,教えてくれ。

トランプの忠実なウェストバージニア州の有権者達が,彼らが軽蔑するエリートよりも優れた教育と美しい家を持つことはまずない。

彼らはただエリートを嫌っているだけだが,トランプはエリート受け入れのために必死である。マンハッタンのうねりを夢見て クイーンズから来た子供は,最終的に彼に,自分がその一人だと伝える。

・・・

(転載了)
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non-fiction’のジャンルとしてでリリースされ,決して小説ではありません。

これに対して トランプは 「引用は全て嘘。公衆をペテンにかけようとしている。」と 既に反論を開始しているようですが,トランプの顔つきや,話し方や,その醸し出す雰囲気の全てから,引用された話が本当にありそうで,他国民で彼の喋る英語から知的レベルを判定できないながらも こんな男を大統領にしていて 米国民は心配にならないのかと,不思議に思います。馬鹿な振る舞いは 国内だけに留めておいてほしいものです。

2年前に,ニューヨーク・タイムズが トランプの語彙は小学5年生程度,大人になって本を最後まで読んだことが一度もない(=「一冊も本を読んだことが無い」),などと書いていましたが,今回も 「彼の理解力は 小学5,6年生レベル」とあって 説得力があります。

実際,そうなのでしょう。

Speechwriter は彼の知性に合わせた語彙を選択するのが大変そうです。

尚,本のタイトル “FEAR” は,ボブが かつてトランプにインタビューした時に トランプが言った “Real power is, I don't even want to use the word, fear.”(真の力はー 使いたいと思いもしない言葉だけどー「恐怖」。)に基づいているとボブは言っているようです。

「馬鹿」を意味する英語は ‘fool’,‘stupid’,‘idiot’,‘dumb’など色々ですが,本書では ‘idiot’が使われています。
辞書をみても 違いがよく分りませんが ‘idiot’のみ,古語で 「白痴」(差別語?)を意味するようです。
大統領が 「白痴」ではまずいでしょう。

「白痴」が 差別語なら ドストエフスキーの「白痴」はどうなっているのだろうかと調べましたが そのままで 「改題」されていませんでした。
英語圏でのタイトルは 当然 “The Idiot” です。

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