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2018年10月10日 (水)

台風による塩害の記憶

Course9月30日から10月1日にかけて 日本列島を縦断した台風24号による被害が数日後に現れました。

塩害です。
海で巻き上げられた海水が風に乗って陸に運ばれ 様々なものに付着,雨で流されることなく水分が蒸発し 「塩」のみが残って(あるいは塩分濃度大となって)発生する様々な不具合です。

現象としては 10月5日,京成電鉄が全線ほぼ全日運休となりました。
碍子に付着した塩で絶縁不良となって3ヶ所でショートして発火したそうで,電柱に登って碍子の塩を布で擦って落としている映像がTVニュースで流されました。

静岡県での大規模停電も 一部塩の影響があったようです。

千葉県習志野市の谷津バラ園の今月咲く予定のバラが枯れている様子もニュースで見ました。植物への影響も大きいようです。「水で洗い流しておけばよかった」と思っても後の祭りです。そんなことは 普通 思いつかない。

その他,野菜への影響も大きいようです。

台風21号による 和歌山県の梅に対する塩害も大きいようです。

車に付着した塩を落とすのにも苦労しているようですが,エンジン室内に入った海水飛沫の塩が残って,エンジン稼動とは関係なく バッテリー部のショートで突然発火することもあるようです。
台風21号で海岸の駐車場に置かれていた中古車が壊れた後,自然発火した車があったと報じられていました。

大雨は困りますが,塩分を流し落とす程度の雨は台風時,あるいは直後に降ることが望ましいのです。

吹き上がった海水の飛沫で 実質影響が出る程度に運ばれるのは海岸線からどのくらいの距離までなのか?

電柱に使われる碍子は海岸線から 300m あるいは 500mの範囲は塩害を考慮したタイプ(長い?)を使っているようですが,この範囲では明らかに不足で 数kmは飛ばされるようです。

1927年前,1991年9月27日から28日にかけて日本列島の日本海側を列島をかすめるように進み,青森県で収穫前の多くのリンゴを落とし,「りんご台風」の別名で呼ばれる台風19号が 雨の少ない 所謂「風台風」で,私は これで初めて 台風による 「塩害」を知りました。

当時,広島県呉市に住んでいた私は 20時過ぎて帰宅しようとしましたが,台風のためバスは運休しており,ならばタクシーと電話すると,これも強風のため 運休,タクシーが風の影響で営業中止というのは初めての経験でした。
雨が降ってなかったので 歩いて帰宅しようとも思いましたが,飛来物で危険だったので止めました。

この台風が去って,数日後,市内車道の中央分離帯に植えられた ツツジや呉駅前の樹木が枯れ始め,海岸に近い市内ではなく 海岸から数km離れた山の上の住宅地(焼山地区)で停電が始まり,直ぐには復旧できなかったので,しばらく 市内のホテルで生活していた人もいました。
海に近い市街地では停電は発生せず,数km離れた住宅地で大規模な停電が発生した理由は不明です。

この停電等の原因に関する報道はすぐにはされず,しばらくして塩害が原因だと報道されました。

雨を伴わない台風は少なく,塩害が大規模に発生することがあまりないので 発生すると大騒ぎになります。

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