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2018年11月 7日 (水)

‘38 NORTH’によれば 「北朝鮮,ウラン鉱山 採掘継続」

38 NORTH’は Nov.2,'18付けで “North Korea’s Uranium Mining and Milling Operations Continue at Pyongsan” 「平山での北朝鮮のウラン鉱山採掘・製錬事業継続」の見出しで,衛星写真の基づく,北朝鮮の非核合意に反する活動が継続していることを示しました。

(‘38 NORTH’: 北朝鮮に関する分析を専門とするウェブサイト。ジョンズ・ホプキンズ大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院の米韓研究所(USKI)のプログラムであり,米国務省の元職員ジョエル・S・ウィットと USKIアシスタント・ディレクターのジェニー・タウンによって管理されている。 by Wikipedia

翻訳転載します。

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北朝鮮の2大ウラン鉱石濃縮施設の1つである平山ウラン濃縮施設パイロット・プラント(the Pyongsan Uranium Concentrate Pilot Plant)の2016年以降の商業衛星画像の調査は,現在も工場が稼動していることを示している。

鉱石が,配置された(collocated)鉱山から持ってきたものか,既存のストックか,あるいは別の施設から持ち込まれた原材料かは不明なままである。

将来の非核化合意(denuclearization agreement)では,北朝鮮の核兵器プログラムのための高濃縮ウラン(highly enriched uranium)を生産する過程において重要な物質である天然ウランを購入しないことが求められる。

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Figure 1. North Korea’s declared uranium ore concentration plants.
図1. 北朝鮮が宣言したウラン鉱石濃縮工場

平山ウラン鉱山と濃縮工場(北緯 38°19’ 4.56″ 東経 126°25’57.43″)

平山は,北朝鮮が鉱石をウラン鉱粗製物 (yellowcake)に変える場所であると考えられている。これは,ウランを採掘した後,燃料製造や濃縮の前にウランを処理する途中の段階である。

商業衛星画像は,掘削鉱石の量が著しく増加しており,2016年以来の廃棄尾鉱池(the waste tailings pondに蓄積している廃棄物が,進行中の採掘,精錬 および濃縮活動を示している。

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Figure 2. The Pyongsan uranium mines and collocated concentration plant.
図2.  平山のウラン鉱山と配置された濃縮プラント

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Figure 3. Small changes noted from May 2017 to May 2018 outside of the Main Processing Area.
図3  2017年5月から2018年5月までに確認されたメイン処理区域外の小さな変化。

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Figure 4. From 2016 to 2018, some growth is observed in the spoil piles associated to the uranium mines located just north of the Pyongsan Mine and Uranium Concentration Plant.
図4.  2016年から2018年にかけて,平山鉱山とウラン濃縮工場のちょうど北に位置するウラン鉱山に関連するボタ山(spoil piles)には若干の成長が見られる。

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Figure 5. Notably, some expansion of the spoil was observed between January and May 2018 at the westernmost mine.
図5.  特に,一番西側の鉱山では、2018年1月から5月にかけて廃物の拡大が見られた。

新たに満たされた廃棄池(the waste pond)の南西部の水は濃く染まり,濃縮プロセスでは廃棄物(waste material)の増加が確認できるが,最近採掘されたウラン鉱石の副生成物(the byproduct)であるかどうか,施設の既存ストック あるいは 別の鉱山から持ち込まれた原材料の使用かを判断することは不可能である。

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Figure 6. Significant increase in waste tailings discharged into the river from 2016 to 2018.
図6. 2 016年から2018年までの河川廃棄流出量の顕著な増加。

(転載了)
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国際原子力機関(IAEA)も9月,年次報告書で北朝鮮が1年間に寧辺の5MW黒鉛減速炉と再処理工場設備を稼働した形跡があると明らかにしています。IAEAは 「北朝鮮が核開発を進展させている」と懸念を表し,「核・ミサイル開発放棄を要求した国連安全保障理事会決議に違反するものであり極めて遺憾」と強く批判しました。

更に報告書は,北朝鮮の寧辺黒鉛減速炉で原子炉の稼働を示す蒸気や冷却水の排出が観測されたと伝え,原子炉内に核燃料を入れた 2015年12月以降,何度か運転を中断しながらも,今までウランを燃焼させたとみられると説明しています。さらに報告書は寧辺再処理工場の放射化学研究所で4月末から5月初めにかけて蒸気加熱器を稼働した形跡が確認されたと明らかにしています。

このような状況を知ってか知らずか(知らないはずはないだろうが),文大統領は さかんに 国連安保理の経済制裁緩和を訴えている異常さは 厳しく批判されなければなりません。

この状況から,北朝鮮の言うことを信じる国は少なく,更に 韓国の言うことも信じられないようになりつつあります。文さん,どこに行くつもりでしょう。

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