スマートフォンが通じない。
ソフトバンクのスマートフォンが 12月6日 午後,数時間,日本中で機能不全に陥りました。
原因は “Ericsson”(エリクソン)製の設備にあったようで,同じ設備を使っている英国の通信会社でも ほぼ同時刻に機能不全となったようです。
英国のメディアも報じています。
‘THE VERDE’が Dec. 6, 2018付け 見出し “Millions of smartphones in UK and Japan reportedly taken offline by Ericsson equipment issue”(英国と日本の数百万人のスマートフォンが エリクソンの設備の問題でオフラインにー)の見出しで伝えています。
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英国と日本両国全土でスマートフォン機能不全となった事故の背景に エリクソンの設備の問題があると,ファイナンシャル・タイムスが報じた。
日本のソフトバンクが機能不全の緊急事態に陥ったのと同様に,英国 ‘Telefónica’ の‘O2’ネットワークは午前5時にダウンした。
ソフトバンクには日本で 3,000万人強の契約者がおり,英国の “O2” は,そのネットワークを活用している “Tesco Mobile” と “Giffgaff” を含む 通信業者(MVNO: Mobile Virtual Network Operator) を加えて 3,200万人の契約者がいる。
「ファイナンシャル・タイムズ」は次のように伝えているー
状況に詳しい2つの情報筋によれば,機能停止と,O2,ソフトバンク,さらにスウェーデンのメーカー エリクソンも確認しようとしなかった主張の責任は エリクソンにあるとしている。
声明のなかで,“O2”は,グローバルサプライヤの一つとの「グローバルなソフトウェア問題」が機能停止の原因であると述べた。 エリクソンの機器を使用しているソフトバンクは,問題の「原因を調べている」と語った。
この報道公開時には,“O2” と “DownDetector” の両方が 依然として英国の “O2” のネットワークでの問題が伝えられているが,ソフトバンクは,約5時間のダウン後,サービスを復旧した。
ソフトバンクは あと2週間ほどで,日本の歴史上最大となる,モバイル子会社の株式公開の開始を準備している。同社の株式は木曜日に 6% も下落した。
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英国での通信障害は 木曜日 午前5時(過ぎ)と報じられており,日本との時差は 9時間なので,日本では午後2時(過ぎ)となりますが,日本での発生は 13時39分とされています。
今回は,皆さん,苦労したことでしょう。
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