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2019年1月21日 (月)

韓国の国防白書から 「北朝鮮=主敵」 が消えた。

韓国国防部が1月15日に 2年に一度の国防白書(2018年版)を発表しました。

Bloomberg’,は Jan.15, '18付けで, ‘South Korea Stops Calling North Korea “Enemy” in Defense Report’ (韓国,国防白書から 「北朝鮮=敵」を削除)の見出しで伝えています。

   ・去年の国交回復の動き(rapprochement)の後,8年間の記述は削除された       
   ・金の核兵器の蓄積は,依然として朝鮮半島への脅威と見られている

下記,翻訳転載します。

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韓国は,隣国同士の雪解けムードを反映して,北朝鮮を2010年以来初めて国防白書の「敵」とする記述から削除したが,厳密には(technically)依然 戦争状態(at war)にある。
火曜日に発表された白書で,国防部は,北朝鮮の大量破壊兵器(weapons of mass destruction)は依然として「朝鮮半島の平和と安全」に対する脅威であり続けていると述べた。

しかし,2016年に最後に発表された白書では,もはや北朝鮮の軍事的挑発(military provocations)やサイバー攻撃を,その安全性に対する主な脅威として述べてない。

「『敵』の表現は北朝鮮の脅威だけでなく,他の国境を越えた(transnational),軍事的でない脅威も含む(encompasse)」と同部は,今後2年間の韓国の防衛と安全保障の目標を掲げる白書に関するニュースリリースで述べた。         

この白書は,2017年5月に就任した文在寅大統領の政権下で初めて発表されたもので,北朝鮮との親密な関係を模索することを約束している。

南北朝鮮(two Koreas)は,国境付近に約100万人の軍隊を配備しており,1950~53年の朝鮮戦争を終わらせるための平和条約にはまだ達していない。

保守的な大統領の政権の間,北朝鮮は「敵」または「主敵」として通常 記載されていたが,リベラルな政権によって 言葉でのみ軟化した。

これまでの表現は,2010年に韓国の島と海軍の艦艇が 致命的な砲撃(deadly shelling)を受けた後に登場した。

北朝鮮の指導者 金正恩は昨年,文大統領と3回会談し,ドナルド・トランプ大統領との初の会談を行った。

北朝鮮は,2017年までの数年間に実施した核および弾道ミサイルテストの後,1年以上の間,同様のテストを実施していない。

韓国の国防白書は,北朝鮮が米国との新しい関係を築き,トランプとの 6月のサミットの間に 「完全な非核化」(complete denuclearization)に向けて取り組むことに合意したと述べた首脳会談と外交努力を引用した。

白書は又,北朝鮮を次のように記述している:

・2016年の評価の再確認で,50キログラム(110ポンド)級のプルトニウムと 「かなり」(considerable)の量の高濃縮ウランを所有している。 約4〜8キログラムのプルトニウムで爆弾が作れる。

・核弾頭の小型化に向けて「相当な」技術を獲得している。

・攻撃能力を強化するために核爆弾,弾道ミサイル,生物兵器,化学兵器の開発を続けている。

・5,500km(3,400 miles)以上の射程距離を持つ5つの大陸間弾道ミサイルを含む14種類の弾道ミサイルを所有 又は開発中。

・20万人の特別戦闘部隊(special warfare troops)を含む128万人の現役軍人。

・最近,暗殺(assassinations)のための特別作戦大隊(special operations battalion for assassinations)を設立した。

(転載了)
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北朝鮮は 依然 脅威ではあるが 「敵」と名指しするのは躊躇われる,という複雑な状態のようです。しかし,北朝鮮が テロ国家であることは間違いありません。

更に 婉曲的に 日本を敵と見做しているのが分る白書です。

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