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2019年1月 7日 (月)

World Economic League Table 2019

Front_page英国のシンクタンク,経済ビジネス・リサーチセンター(CEBR:the Centre of Economic and Business Research)が12月26日,「世界経済リーグテーブル(WELT:World Ecoomic League Table」を発表しました。

前書にはー

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2019年の最新 「世界経済リーグ・テーブル(WELT:World Economic League Table)」は 世界経済と成長展望,193ヶ国の2033年までのランキングを提供するもので,「経済・ビジネス調査センター(CEBR:the Centre of Economic and Business Research)が発表した。

WELTの第10版は,2033年までの世界のほぼすべての国の成長予測と,インフレと通貨の予測を示している。

個別に利用可能なデータベースは,2003年から2033年までの30年間にわたる193ヶ国 それぞれの年次データを提供する。データは各国通貨と米ドルの両方で提示され,分析のために Excelプ ラットフォームで提供される。

データは,2033年まで193ヶ国をカバーしている。

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下に 2033年までの ‘League Table’を 2033年の予想ランキングで,20位までを示しています。

20032033
下表に 2018年,2019年,2028年,2033年の 1位から 5位のランキングを示します。

Ranking_5日本は 2028年までは 3位をキープし,2033年にインドに3位の座を 譲る予想です。

米国は 2028年までは 1位ですが,2033年に中国に1位の座を奪われる予想です。

日本の GDP の推移(含予想)を下表に示します。

Japan
日本に関するレポートの記述を下記に転載します。

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長年,日本は一人当たりGDPで判定してアジアで最も裕福な国だったが,近年,滞って,シンガポール共和国,香港と台湾によって追い越され,かつて植民地だった韓国も,そのうち追い越す準備ができつつある。

2018年には世界第31位のランクで,1人当たりのGDPは44,550USドルだった。

日本は多くの課題に直面している -  はるかに低いコストベースの近隣諸国との競争,労働人口の減少,最近の経済停滞の歴史,そして2018年に 世界最大のGDP比 238.2%に達した政府債務などである。
経済政策は,これらの課題を回避する方法の試みに基づいている。

日本銀行は長年にわたり大きな量的金融緩和政策(massive programme of quantitative easingを実施してきて,これが国内市場を支え,5年間で約3分の1の円安をもたらした。

これは適度な輸出主導の成長を可能にした。

日本銀行は,資産買収(asset purchases) のペースを3回緩やかに引き下げてきたが,依然として年間5.8兆円の資産を買収しており,ピークだった6兆円からわずかに減少している。 これを徐々に,3兆円に引き下げる計画である。

2019年10月に予定されている消費税の10%へのアップと,財政赤字を減らすためのゆるやかな計画もある。

しかしこれでも,政府赤字(government deficit) を 2018年のGDPの3.7%から 2020年に2.1%に減らし,GDPに対する負債の比率をわずか235% に下げるだけである。

日本の労働力は,将来に関して弱気になる理由である。
世界的な長寿国でありながら,人口は減少している。

2017年には 0.2% 減少し,2018年8月までの1年間に就労年齢の人口 は0.7% 減少した。
しかし,実際の労働力は この1年間で 2% 増加している。

2つの主な理由は,女性の就業率の急上昇と 予想外の移住者人口増加である。

日本の厳しい移民法を考えると,これらの移民のほとんどは,日本の法律の下で週28時間まで働くことが許可されている学生のようだ。
予想を超える労働力を考慮して,労働力と成長予測を修正した。

日本の経済の将来は,世界貿易に対して増大する不確実な見通しにかかっている。このような状況で,2018年末にEUと締結された貿易取引はプラスの兆候である。

日本の成長率は 2018~23年の 0.7%,2023~33年の 0.8% の年率で,2030年にはインド経済が日本の世界リーグ 第3位に追いつくと予測される。
これは,主に円安の予想を反映させて,1年前の予想より 4年遅れさせたものである。

(転載了)
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