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2019年2月22日 (金)

フィリップ・ロスが 去年(2018年)亡くなって - 。

フィリップ・ロス(‘Philip Roth’,1933年3月19日 ~ 2018年5月22日)が,去年亡くなりました。

1970年前後 学生だった私にとって,米国の作家で,‘ハードボイルド/サスペンス’と ‘SF’ 分野を除く 作家で 知っていたのは  J.D.サリンジャー(‘Jerome David Salinger’,1919年1月1日 ~ 2010年1月27日) と フィリップ・ロス でした。
2人とも ユダヤ系で,ジャンルとしては 青春小説でした。

フィリップ・ロスの代表作は 「さようならコロンバス」(‘Goodbye,Columbus’,1959),サリンジャーの代表作は 「ライ麦畑でつかまえて」(‘The Catcher in the Rye’, 1951)です。
「さようなら コロンバス」は 映画化され 1969年に日本で公開され,大学2年のとき観ました。

「ライ麦畑でつかまえて」は映画化されていませんが,関連する映画として 「ライ麦畑をさがして」(‘Chasing Holden’,2001)があり,関東在住時の2003年,都内,青山の名画座で観ましたが,詳しくは覚えていません。原題の中の ‘Holden’は 「ライ麦畑でつかまえて」の主人公です。

又,去年 映画 「ライ麦畑で出会ったら」(‘Coming Through the Rye’,2015)が日本で公開されたようですが 観ていません。
ただ この映画の原題 ‘Coming Through the Rye’は,2009年に 同じタイトル,但し,正確には 60 Years Later:Coming Through the Rye という,「ライ麦畑でつかまえて」 の続編と銘打った小説が出版されそうになり,「サリンジャー自身が 出版差止めを求め,作者と出版社をニューヨーク連邦地裁に提訴した。」という報道がありました。
サリンジャーは 翌年 逝去し,この小説がどうなったのか,又,映画との関係は不明です。

(小説にもどって) 「さようなら コロンバス」の原作は読んでいませんでした。

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「ライ麦畑でつかまえて」は 原文も翻訳も読んでいました。
いずれも 1970年版です。
原文は 49年前,苦労して読んだようで,そうとうくたびれた姿になっていました。

The Cacther in the Rye” の邦訳は 次の4種類あり,いずれも 邦題(訳題)が 異なっているのが面白いところです。

  • 危険な年齢』 (橋本福夫訳,ダヴィッド社,1952年)
  • ライ麦畑でつかまえて』 (野崎孝訳<,白水社,1964年)
  • ライ麦畑の捕手』 (繁尾久訳,英潮社版,1967年)
  • キャッチャー・イン・ザ・ライ』 (村上春樹訳,白水社,2003年)
  • もっとも耳に馴染むのは,私が読んだ 「ライ麦畑でつかまえて」です。
  • Dsc_1682_2今回,フィリップ・ロスに 弔意を込めて,「さようなら コロンバス」を読もうと 図書館から借りてきました。
  • あまり読む人はいないようで,書架には出ておらず,書庫から出してもらいました。
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