フィリップ・ロスが 去年(2018年)亡くなって - 。
フィリップ・ロス(‘Philip Roth’,1933年3月19日 ~ 2018年5月22日)が,去年亡くなりました。
1970年前後 学生だった私にとって,米国の作家で,‘ハードボイルド/サスペンス’と ‘SF’ 分野を除く 作家で 知っていたのは J.D.サリンジャー(‘Jerome David Salinger’,1919年1月1日 ~ 2010年1月27日) と フィリップ・ロス でした。
2人とも ユダヤ系で,ジャンルとしては 青春小説でした。
フィリップ・ロスの代表作は 「さようならコロンバス」(‘Goodbye,Columbus’,1959),サリンジャーの代表作は 「ライ麦畑でつかまえて」(‘The Catcher in the Rye’, 1951)です。
「さようなら コロンバス」は 映画化され 1969年に日本で公開され,大学2年のとき観ました。
「ライ麦畑でつかまえて」は映画化されていませんが,関連する映画として 「ライ麦畑をさがして」(‘Chasing Holden’,2001)があり,関東在住時の2003年,都内,青山の名画座で観ましたが,詳しくは覚えていません。原題の中の ‘Holden’は 「ライ麦畑でつかまえて」の主人公です。
又,去年 映画 「ライ麦畑で出会ったら」(‘Coming Through the Rye’,2015)が日本で公開されたようですが 観ていません。
ただ この映画の原題 ‘Coming Through the Rye’は,2009年に 同じタイトル,但し,正確には ‘60 Years Later:Coming Through the Rye’ という,「ライ麦畑でつかまえて」 の続編と銘打った小説が出版されそうになり,「サリンジャー自身が 出版差止めを求め,作者と出版社をニューヨーク連邦地裁に提訴した。」という報道がありました。
サリンジャーは 翌年 逝去し,この小説がどうなったのか,又,映画との関係は不明です。
(小説にもどって) 「さようなら コロンバス」の原作は読んでいませんでした。
「ライ麦畑でつかまえて」は 原文も翻訳も読んでいました。
いずれも 1970年版です。
原文は 49年前,苦労して読んだようで,そうとうくたびれた姿になっていました。
“The Cacther in the Rye” の邦訳は 次の4種類あり,いずれも 邦題(訳題)が 異なっているのが面白いところです。
今回,フィリップ・ロスに 弔意を込めて,「さようなら コロンバス」を読もうと 図書館から借りてきました。
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