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2019年3月16日 (土)

見出しに見る「勘違い」(その454)

「【中央時評】韓国,憎くて遣る瀬なくても日本と親しくなれ」  2019/3/15 中央日報・日本語版
   ‘日本を見る文在寅 大統領の視線は穏やかでない。三・一節(独立運動記念日)100周年の前後に日本に対して激しい表現をした。彼は韓国社会の多くの不条理を日帝植民支配から引き出した。慢性的理念葛藤、経済的不平等構造,君臨する検察・警察の胎生的限界をすべて日帝のせいにした。
   左右のイデオロギー衝突は親日派のパルゲンイ(=赤い奴、共産主義者)指弾にその起源を見いだそうとした。「日帝が独立活動家を弾圧しようと押した理念の烙印」がパルゲンイだとし,「今でも政治的競争勢力を攻撃するセッカル(=色)論であり,清算すべき親日残滓」と述べた。不公正な富の偏りと世襲の一因として「親日をすれば3世代が羽振りよく生きる」世相に言及した。ゆがんだ権力機関の弊害は「日帝の刀を持った巡査」に圧縮した。一言でいえば日帝は悪の帝国という印象を残した。
   我々の歴史で過去100年は日帝強占期,解放と分断,冷戦と韓国戦争(朝鮮戦争),産業化と民主化争奪時代の屈曲した時間だ。長い流れの中で抗日独立運動・民主化進歩勢力と親日派・産業化保守勢力に区分しようとするのが文大統領の歴史解釈であるようだ。そのような二分フレームを作って現政権の正統性を確保しようとする個人的な所信は自由だとしよう。しかし大統領が日本の過去を批判して大衆の怒りを刺激する行為は賢明でない。
   日本は気に入らない隣国だ。我々に癒されない傷を負わせ,まだ明確な謝罪がない。だからといってなくなることを願ってもなくなりはしない。米国,中国に次ぐ世界3大経済大国として日本の力と外交力は厳格に存在する。文大統領が金正恩委員長といくらうまくいっても日本を無視してはいけない理由だ。・・・
   統一ドイツは「ゲルマン民族同士」で実現させたのではない。第2次世界大戦の敗戦で分断した東ドイツと西ドイツが一つになるには,米国・英国・フランス・ソ連の戦勝4大国の承認が必要だった。冷戦時代の2つの軸の米国とソ連がカギを握っていたが,英国とフランスの同意なしには不可能だった。
   ・・・ 西ドイツのコール首相の執拗な説得を拒否してフランスが最後まで意地を張ったとすれば,1990年10月3日の統一ドイツは永遠になかったかもしれない。      
    当時の東西ドイツ-米国-ソ連-フランス・英国の力学関係を現在の韓国・北朝鮮-米国-中国-日本の構図に当てはめれば,米国を中心にデカルコマニーのように重なる。米国が交渉を主導し,文大統領と西ドイツのコール首相が仲裁者となり,ソ連と中国が東ドイツと北朝鮮を後見し,フランスと日本がキャスティングボートを握る非常によく似た図が描かれる。
    統一ドイツ交渉でフランスがそうであったように,北核交渉で米国は常数だが日本は常数を揺さぶることができる変数だ。ハノイ談判の決裂以降,米国と北朝鮮は「ビッグディール」と段階的非核化をめぐり対立する敏感な局面だ。トランプ大統領は同盟よりもすべてをお金に換算してしまう気質を持つ。北朝鮮とのディールが進まなければ切り捨てることもある人物だ。分担金問題で厄介なら在韓米軍も撤収し,極東防衛ラインを日本に後退させた韓国戦争直前の「アチソンライン」も考慮するかもしれない。
   ・・・ 食うか食われるかの強国たちのジャングル時代になぜ善良な鹿を捕食する暴悪なライオンになったかと後悔しないことを願うだけだ。
   我々の地で金剛山 観光と開城工業団地の再開さえも「民族同士」ではできないのが冷厳な現実だ。ハノイ会談の教訓だ。過去にこだわって韓半島の未来を逃してしまうこともあり得る。いくら憎くても日本とも親しくならなければいけない。遣る瀬なくてもそれが国益を考える指導者だ。 コ・デフン首席論説委員’
と書いています。
    「日本は気に入らない隣国だ。我々に癒されない傷を負わせ,まだ明確な謝罪がない。だからといってなくなることを願ってもなくなりはしない。」が本心で,今後1,000年は不変でしょうが,文大統領に日本とうまくやってくれ,と願っているようです。
   どう思おうが構いませんが,実質的マイナス影響を日本に与えないような大統領や国民の誘導がメディアに求められています。
   そうであれば,常に裏切られることを考慮して接することが可能です。

「韓国 1500万人vs 日本 3000万人…『観光韓日戦』 韓国完敗」  2019/3/15 中央日報・日本語版
   ‘ ・・・
   14日,日本政府観光局(韓国の観光公社にあたる)によると 2018年,日本を訪問した外国人観光客は 3119万人で安倍晋三首相が就任した 2012年(836万人)と比べると 6年で3.7倍に増加した。・・・ 韓国は外国人観光客の誘致で 2015年に日本に逆転された後,中国のTHAAD(高高度ミサイル防御体系)報復まで重なり苦戦したが,昨年は1543万人を誘致してかろうじて THAAD以前の水準に回復した。
   専門家らは日本観光の施設が良くコンテンツの質も秀れていて観光商品も多様なため日本観光の熱気は更に高まるものと予測した。日本政府の持続的な観光振興政策も再訪問率を高めるのに寄与している。
   一方,韓国は地方観光の活性化を掲げ観光インフラを改善するのに注力しているが、具体的な成果を出せずにいる。慶煕(キョンヒ)大学観光学部の李基宗教授は 「外国人観光客の誘致で日本が韓国を追い越せたのは観光産業を育てるための政府主導の持続的な投資があったため」としつつ 「韓国も日本政府の努力を見習わなければならない」と話した。’
とのことです。
   国の規模,観光コンテンツ,全般のサービスの質などを考慮すれば,過去の韓国への渡航者数が異常だったとみるべきで,去年の “1:2 ” でも出来すぎであり,完敗など,とんでもないことで,健闘していると考えるのが妥当でしょう。

身の程を知らない勘違いばかりです。

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